空前の絶景ブームの日本。新たに注目を集める『絶景スポット』へ行ってみたくありませんか?今回は”橋”にフォーカスを当てた、絶景スポットを紹介します。島を結ぶ橋・歴史のある橋・景色を見るために作られた橋など、日本全国を旅した筆者がオススメしたい『日本の橋』を13選にまとめました。絶景ファンのみなさん必見ですよ!(情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)
絶景×橋
日本にある橋の数は、なんと約70万!日本にある数多い橋の中から今回は13の”絶景橋”を選びました。橋から見る絶景が美しい橋・橋そのものが絶景の一部になっている橋など、わざわざそこまで渡りに行ってみたい橋ばかりです。
【1】かずら橋 / 徳島県・祖谷
まず紹介するのは、徳島県三好市の祖谷(いや)川上流にある「かずら橋」です。この祖谷地区には、”日本三大秘境”とされています。険しい渓谷地に佇む、かずら(つた)で編まれた橋の景色は、秘境のイメージにピッタリです。
怖いよと言われてから行っても、怖いです。足元は細い木が、今にも切れそうな蔦で繋がっているだけです。まれに足のサイズよりも木の間隔の方が広いことがあります…!一度進んだら戻ってくるのも怖いですが、橋の上から見る景色は絶景です。
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【2】伊良部大橋 / 沖縄県・宮古島
2つ目の「伊良部大橋」は、沖縄の宮古島と伊良部島を結ぶ、無料で渡れる日本最長の橋です。全長なんと3,540メートル。なんと、”サンゴノシマ”という語呂合わせが隠された、サンゴでできた島・宮古島にぴったりな長さなんです。
信じられないほど青く美しい海の上を、ドライブするのは最高に爽快です。伊良部大橋が開通されたことにより。宮古島・来間島・池間島・伊良部島・下地島の5島が3つの大きな橋で結ばれました。宮古島周辺の観光がぐんと楽になりました。
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【3】角島大橋 / 山口県・下関
3つ目は、山口県下関市角島を結ぶ「角島(つのしま)大橋」です。その景観の美しさから、全国的に有名になったため、知っている方も多いのではないでしょうか。エメラルドグリーンの海とのコントラストがとても美しいですよね。
本土と角島の中間地点にある鳩島を迂回して作られたデザインが評価され、「土木学会デザイン賞」の優秀賞も受賞しています。こんな絶景の中ドライブするのは、最高に気持ちがよいですよ!
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【4】夢の吊り橋(寸又橋) / 静岡県・榛原郡
4つ目は、榛原郡川根本町の寸又峡にある「夢の吊り橋」です。温泉や紅葉地として有名な場所で、観光シーズンには多くの人が訪れます。しかし一度に渡れるのは10人まで。待ってでも見たい景色がそこにあります。(※2022年11月現在、台風15号の影響により渡ることができませんが、散策道より見ることは可能です)
『吊橋の真ん中で若い女性が恋の御祈りをささげると願いが叶う』『橋の中央で告白すると恋愛が成就する』など、恋愛が成就するとも言われている橋です。恋愛成就すべく、頑張って渡り切りましょう。
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【5】岡本桟橋 / 千葉県・南房総
続いて紹介するのは、千葉県にある「岡本桟橋」。原岡海岸と多田良北浜海岸の間にあるこちらの橋は、日本中を探しても珍しい木製の桟橋となっていて、少しレトロでノスタルジーを感じるような風景を見ることができます。
特に夕暮れの時間帯には、空と海がオレンジ色に染まり、フォトジェニックな景色が見られます。天気が良ければ、橋の正面に富士山の姿を望むこともでき、感動の絶景となります。意外に知られていない穴場なスポットなので、是非大切な人と一緒に訪れてみてくださいね。
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【6】錦帯橋 / 山口県・岩国
6つ目は、山口県岩国にある”日本三名橋”のひとつ「錦帯橋」です。他では見られない、五連の反り橋(中央が上方に膨らんでいる橋のこと)です。全長193.3メートル・横幅5メートルあり、想像以上に大きいです。
四季折々の景色が美しいのが、錦帯橋の魅力です。春には桜が川沿いに咲き、夏は青々とした山、秋は紅葉、冬の寒い日には美しい雪景色が見られます。また、夏には橋の下を通る錦川で行われる鵜飼が風物詩になっています。
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【7】河童橋 / 長野県・上高地
続いては長野県上高地にある「河童橋」です。上高地といえばこの景色!上高地といえばこの橋、「河童橋」ですよね。上高地のシンボルともいえるスポットです。ゴールデンウイークから秋口まで、多くの観光客が訪れます。
橋上から望む穂高連峰や焼岳、梓川の水面、ケショウヤナギの風景は、誰もが心を奪われるほどの美しさです。初夏、夏、秋と季節によって様々な顔を見せてくれるため、何度行っても飽きません。
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【8】桃介橋 / 長野県・南木曽
8つ目の長野県南木曽町にある「桃介(ももすけ)橋」は、大正11年にできた木造の橋です。木製の補剛を持つ吊り橋としては国内でも有数の長い橋で、247メートルあります。正面からの迫力には圧倒されます。
橋の周りは日本の原風景のような美しさで、この橋とのコンビネーションは他ではなかなか見られない絶景です。老朽化で過去に撤去も考えられましたが、今はしっかりと補強され、破壊部分も修復されています。
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【9】汐見滝吊り橋 / 茨城県・高萩
続いて紹介するのは茨城県高萩市にある「汐見滝吊り橋」です。花貫渓谷に架かるこちらの橋は、木製丸太の吊橋で長さは60mほど。周囲は緑に囲まれており、四季折々の自然を感じながら橋を渡ることができます。
こちらの橋を是非訪れて欲しいのは紅葉の時期。木々が赤く染まり、カラフルなトンネルの中を渡ることができますよ。橋の周辺はハイキングコースとして整備されているので、リフレッシュがてらハイキングを楽しんでみてくださいね。
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【10】三島スカイウォーク / 静岡県・三島
10つ目は、三島の新名所「三島スカイウォーク」です。全長400メートルのこの橋は、歩行者専用としては、日本一の長さの吊り橋です。橋のある三島市笹原新田からは、富士山や駿河湾といった絶景が一望できます。
このエリアは美しい夕日を望める場所として有名です。夕日が駿河湾に沈む景色は息をのむ美しさです。レストランやカフェ、お土産屋も隣接しており、ここに来るついでに立ち寄ることができます。
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【11】佐田沈下橋 / 高知県・四万十川
11つ目は、高知県の四万十川にかかる「佐田沈下橋」です。この橋は見ての通りガードレールがありません。幅は車が一台通るのがギリギリです。沈下することを想定して、水の抵抗を受けにくくし、流木がひっかかり水の流れが悪くなることを防ぐために作られたそうです。
沈下橋はあるがままの自然を受け入れ、折り合って生きていこうとする四万十川流域の人々の生活様式を象徴するものといえるそう。観光の拠点となる中村駅の近くにはレンタサイクルのショップもあり、長閑な自然を感じながら橋を自転車で渡るのもおすすめです。
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【12】勝鬨橋 / 東京都・勝どき
12つ目は、東京都中央区にある隅田川にかかる「勝鬨橋」です。1970年までは、橋の下を通る船のために1日数回開閉していたというから驚きですよね。川沿いの道を散歩することもできますよ。
この橋からは、東京タワーや東京の高層ビル群を眺められます。視界が開けているためすがすがしく、昼間も美しいですが、一番オススメなのは夕暮れから夜にかけてです。ビル群に沈む夕日と東京夜景がとても美しいですよ。
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【13】鶴の舞橋 / 青森県・鶴田町
最後にご紹介するのは、青森県の鶴田町にある「鶴の舞橋」です。全長300メートルのこの橋は、日本一長い木造の三連太鼓橋で鶴田町のシンボルでもあります。岩木山を背景にした橋の姿は、まるで鶴が空に舞う姿のように見えます。
おすすめは夕焼け時です。橋の周りの景色がオレンジのグラデーションで染まる瞬間、この上ない絶景を臨むことができます。また、「長い木(長生き)の橋」の語呂合わせで、橋を渡ると長寿になれるというジンクスがあるんだとか。絶景を楽しみながら最後まで渡ってみてくださいね。
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絶景ショットを撮りに橋を渡ろう
全国の絶景の宝庫、橋。高いところや、海の上など、普段は見れないような景色が見られるのが橋の魅力ですよね。旅行へ行った際は、”橋”も新たな候補地として追加してみてはいかがでしょうか?(情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)
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