この記事をまとめると
■クラウン スポーツの新グレード「SPORT G」が520万円で登場
■クラウン誕生70年を記念した特別仕様車も追加
■KINTOで70周年モデルの装備を後付けできるサービスを開始
スポーティな装備が満載の廉価グレード「SPORT G」登場
トヨタのフラッグシップとして長年愛されてきたクラウン。そのなかでも“新しいカタチのスポーツSUV”として登場した「クラウン スポーツ」が、2025年7月に一部改良を実施して新グレードを追加。さらに、シリーズ誕生70周年を記念する特別仕様車「THE 70th」も発表され、注目度が一気に高まっている。
今回の改良で新たに追加されたのが、ハイブリッドモデルの「SPORT G」グレードだ。2.5リッターエンジンを搭載し、トヨタの電動4WDシステム「E-Four」を採用。価格は520万円となっており、クラウン スポーツの他のグレードに比べて手の届きやすい価格設定になっている。
外観デザインは上位グレードの「SPORT Z」と共通で、クラウン スポーツらしい流麗で力強いシルエットを持つ。一方で、室内にはファブリックと合成皮革のコンビシート、本革巻きステアリングホイールなど、質感と快適性を意識した装備が並ぶ。また、トヨタの最新安全装備「Toyota Safety Sense」も標準で備えている。
今回の一部改良では機能面の強化も行われており、すべてのグレードにスマートエントリーを標準装備。キーを持っていればどのドアでもスムーズに解錠・施錠が可能になり、日常の使い勝手がさらに向上した。
また、プラグインハイブリッドの「SPORT RS」には、内装色として新たにブラックが設定されたほか、マットブラック仕上げの21インチアルミホイールもメーカーオプションとして追加された。
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“日本のクラウン”を世界に発信する特別仕様車「THE 70th」
また、今回の一部改良に合わせ、クラウン誕生から70年という節目を記念して、特別仕様車「THE 70th」も登場。設定されたのは、「SPORT Z“THE 70th”」(597万円)と「SPORT RS“THE 70th”」(770万円)の2モデルだ。
外装は「日本の風景と調和するクラウン」をテーマに、特別なバイトーンカラーが用意された。プレシャスメタル×プレシャスホワイトパール、プレシャスメタル×ブラックの組み合わせとなり、これらのカラーはこの特別仕様車だけのオプション設定となっている。
室内空間も特別仕様が満載だ。インテリアカラーには重厚感あるブラックラスターを採用。プレミアムシフトノブやレーザー加飾入りインストゥルメントパネル、クラウン専用キー、プロジェクションカーテシイルミ、マニュアルケースといった各部には、「THE 70th」のロゴが刻まれている。
さらに、「SPORT RS“THE 70th”」には、ディンプル加工が施された3本スポーク本革ステアリング、本革スポーツレザーシート(レッドステッチ入り)、アルミ製アクセル&ブレーキペダルなど、スポーティな装備が目を引く。
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“後付け”で限定仕様にできる KINTOのアップグレードサービス
今回の特別装備は、KINTOの提供するアップグレードプログラム「UPGRADE SELECTIONS by KINTO FACTORY」でも装着可能となる予定だ。対象はクラウン スポーツおよびクラウン クロスオーバーで、8月初旬からサービスがスタートする。
具体的には、「THE 70th」ロゴ入りのプロジェクションカーテシイルミ、プレミアムシフトノブ、サイドデカールなどがアップグレード装備として後付け可能に。さらに、インテリアカラーを新車時とは異なる色にカスタマイズすることもでき、自分だけのクラウンを楽しめるようになっている。
誕生から70年。クラウンはただ歴史を重ねるだけでなく、時代とともに進化を続けてきた。今回の改良と特別仕様の追加は、そんな“クラウンらしさ”を現代的に表現したアップデートといえるだろう。
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