ブリッツのラグジュアリー車高調キット「DAMPER ZZ-R L」
チューニングパーツ総合メーカーであるブリッツ(BLITZ)から、国産ミニバンの最高峰といえるトヨタ30系/40系「アルファード/ヴェルファイア」およびレクサス「LM500h」に適合するラグジュアリーな車高調整式サスペンションキット「DAMPER ZZ-R L」が、2025年2月20日に発売されました。極上の乗り心地と静粛性を追求したというこだわりの中身とは。
さらなる上質感と乗り心地・静粛性を追求
ブリッツは人気の車高調整式サスペンションキット「DAMPER ZZ-R(ダンパーダブルゼットアール)」をベースにさらなる乗り心地と静粛性、快適性を追求した新シリーズ「ç(エル)」を発表。まずはレクサス 「LM500h」ならびにトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」(30系・40系の全グレード対応)が2025年2月20日に発売となった。
このDAMPER ZZ-R Lシリーズでは、完全新規設計のスプリングおよびショックアブソーバーの採用、専用バンプラバーの付属など、 ストロークをより確保することで乗り心地をさらに追求すべく、⻑期間の開発を実施。さらに、静粛性や快適性のために、 一部を純正部品の利用とすることで、プレミアムカーの上質感を損なうことなく、「ラグジュアリー」の名にふさわしい仕上がりを実現したという。
もちろん、全⻑調整式・単筒式構造・32段階減衰力調整、3年間/6万kmの製品保証はスタンダードシリーズから継承。
さらに、車内のコントローラーから小型電動モーターと制御ユニットを通して自在に減衰力調整が可能な 「SpecDSC Plus」モデルもラインアップする(レクサス LM500h用のみ2月26日発売、他は2月20日発売)。これにより、最大96段階の細やかな調整がワンタッチで可能になり、ユーザーの好みや乗車人数・積載量に合わせて調整することで最適な乗り心地を実現可能となっている。
ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
ストローク量とオイル量をたっぷりと確保
DAMPER ZZ-R Lが従来モデルから進化した点は多々ある。まず、ショックアブソーバーのストローク量・オイル量を増やす設計となっていること。そしてフロントのスプリングは純正形状に近づけるよう新規設計されており、耐久性はもちろん、より多くのストローク量を確保。
また、ローダウンに合わせてリアスプリング用のショートバンプラバーがキットに付属されるとともに、前後ともにショックアブソーバー側には、従来よりもソフトな新設計のバンプラバーを採用し、不快なバンプタッチを軽減している。
ラグジュアリーミニバンだからこそ、スタイルと上質な乗り心地の両立が重要なポイントであることは論を待たないが、今回ブリッツはさらに一歩踏み込んで、「スタイルか乗り心地か」から、「スタイルも乗り心地も」アップデートできる野心作を投入してきた格好といえる。
価格はDAMPER ZZ-R Lが28万6000円(消費税込)からで、SpecDSC Plusが40万7000円(消費税込)から。アルヴェルとLM500hのオーナーは要チェックだ。
ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT