本記事では、東京オートサロン2024にて筆者の目が留まったカスタムカーを写真とともに紹介いたします。
東京オートサロンの代名詞「カスタムカー」
東京オートサロン2024が、2024年1月12日(金)より14日(日)の期間で、千葉県・幕張メッセにて開催されます。
東京オートサロンといえば、カスタムカーやカスタムパーツを中心に会場を華やかに彩るカスタムカーの祭典で、さまざまな企業や団体が出展します。
MOBILAでは、1983年の開催から今年で42回目となる東京オートサロンの様子を、たくさんの写真とともに皆様にお届けいたします。
第２弾の本記事では、東京オートサロンのメインコンテンツともいえるカスタムカーで、筆者の目が留まったものをピックアップ。
なお、自動車メーカー系のブースにつきましては、別の記事にてピックアップしますのでそちらの記事をご確認ください。
東京オートサロンに行かれる前の下調べや、会場に行けないけど間接的に楽しみたいという方は、ぜひ本記事および今後公開予定の東京オートサロンの記事を楽しんでください！
目次
ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
１．RE雨宮（ホール１）
ロータリーエンジンの名門であるRE雨宮ではRX-7をはじめ、ロータリーエンジンに換装したロードスターが展示されています。
ブースでは車両の展示だけでなくグッズの販売もしていますので、ロータリーエンジンやRE雨宮のファンはぜひチェック！
RE雨宮のブースの隣ではRotary Exhibition 2024の車両も展示されており、そちらもお見逃しなく。
NC型のロードスターをベースに、サイドポートを拡大加工した13BツインターボやRE雨宮オリジナルのボディキットをまとったカスタムカー。
RX-7の展示はFD3SだけでなくSA22Cもいます。
このボンネットのデザインがまさにRE雨宮ですね。
かつてロータリーエンジンの搭載も計画されたものの、世に出ることが無かったマツダ シャンテロータリー。
漫画「よろしくメカドッグ」にはRE雨宮シャンテ・ロータリーが登場し、そのシャンテ・ロータリーをイメージして制作された「郷田鈑金ロータリーシャンテ with RE雨宮&t」が車検を取得した状態でRotary Exhibition 2024に展示されています。
２．CREWCH★クルウチ（ホール２）
ドラッグレースへの出場や、R35 GTRのマニュアルミッション化、R34 GTRなどの第2世代GTRにR35 GTRのミッション化など、旧車から最新の車まで幅広くカスタム・メンテナンスをするCREWCH★クルウチは、多くのカスタムカーを展示しています。
最新のフェアレディZもデビュー早々入手し、ドラッグマシンに仕立て上げたCREWCH★クルウチですが、展示車の中で筆者の目が留まったのが青いフェアレディZです。
延長されたフロントバンパーはメッキのモールを境に下が黒に塗られている通り、かつての名車「フェアレディZ 240ZG」のGノーズを思わせます。
また、拡幅されたボディに収まるのは、フロントが10Jのホイールに255サイズのタイヤ、リアが11Jのホイールに305サイズのタイヤと、こちらも必見です。
ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
２．ALPINE STYLE（ホール5）
カーナビやカーオーディオを展開するメーカーとして有名なアルパインが展開する「アルパインスタイル」。
車内のエンタテインメント空間を演出するインテリア商品やサービスを展開するところから始まり、エアロパーツの展開、そして車両の雰囲気を大きく変えるようなエクステリアパーツを近年では展開しています。
東京オートサロンでは、アメリカ西海岸を思わせるスタイル
「Cal’s Motor」のカスタムカーを多く展示しています。
ブースではほのかにココナッツの香りがするなど、車両のコンセプトに合わせた演出にこだわりを感じます。
日産 NV200バネットをベースに、角目ヘッドライトやメッキパーツをあしらった「Sonova（ソノバ）」。
価格は2WD・5人乗り 428万円～、2WD・7人乗り 443万円～、4WD・5人乗り 453万円～となっています。
他にもトヨタ ライズをベースにした「Havana（ハバナ）」、トヨタ レジアス（ハイエース）をベースにした「Carica（カリカ）」、スズキ ジムニーをベースにした「Beas（ベアス）」も展示されています。
４．オートバックス（ホール６）
今年、1号店の出店から50周年を迎えるオートバックスは、EVカスタムカーを多く展示。
その中で一番目立つところに展示させているスポーツカーは、かつてオートバックスが市販化を目指して開発し、スーパーGTでも活躍していた「ガライヤ」です。
このガライヤは、元々搭載されていた日産のSRエンジンからEVにコンバージョンした「Garaiya EV」となります。
その他にも、オートバックスの旗艦店であるA PITにてカスタムされたテスラ モデルYやヒョンデ アイオニック５、BYD ドルフィン、そしてトヨタ アルファードハイブリッドにバッテリーを追加搭載してEV走行の性能を向上させたカスタムカーも展示しています。
スーパーGT用のガライヤを見たことがある人はいても、ベースのガライヤは市販化されなかったので見たことがある人は少ないと思います。
バタフライドアが開いていれば、車内を見ることができます。
最低限のトランクスペースを確保しつつバッテリーを搭載。
テールレンズはアルファロメオ 147からの流用です。
アルファードのトランクルームの床下に搭載された追加バッテリーは、TOM’Sの「TOM’S EV+」を使用しています。
５．畑野自動車（ホール7）
1947年創業のヨーロッパ車の販売・整備を行う畑野自動車は2台のルノー トゥウィンゴを展示。
かつてWRCのグループ4/グループBカテゴリで活躍したルノー 5ターボを思わせるカスタムカーとなっています。
2台のうち赤いボディの「C'elavie105」は、全幅+105mmのワイドボディとなるワイドボディキットを装着した少量生産を目指して作り上げたモデルで、青いボディの「C'elavie105 Maxi」は片側で+105mmのワイドボディという超ワイドなトゥインゴとなっています。
「C'elavie105 Maxi」は東京オートサロン後にV6スーパーチャージドエンジンに換装予定とのこと。
車両後方には、ルノーと同じフランスのメーカーである「Devil（デビル）」のマフラーが装着されています。
６．LIBERTY WALK（ホール８）
派手なワイドボディのエアロパーツを展開するリバティウォーク。
オートサロンの会場でも、ベース車両のチョイスも相まって多くの人がくぎ付けになっています。
2023年の東京オートサロンにて公開されたフェラーリ F40がブルーのボディになってリニューアル。
推定3億円オーバーのスーパーカーにリバティウォークのボディカスタマイズと超豪華なカスタムカーです。
現行型の日産 フェアレディZにリベット留めのワークス風オーバーフェンダーと艶消しのボンネット、そしてダックテールや丸みを帯びたミラーなど、S30系のフェアレディZを思わせるカスタムカーです。
日産 スカイライン（ER34）をベースに、80年代に大人気を博したシルエットフォーミュラに参戦した「スカイライン スーパーシルエット」を思わせるド派手なエアロをまとったカスタムカーです。
マツダ RX-7（FD3S）をベースに、日本車メーカーで初めてル・マンを制した787Bのカラーリングとワイドボディをまとったカスタムカー。
リアフェンダーも超ワイドとなり、食卓に使えそうな広い深リムのホイールと295サイズのタイヤをすっぽりと収めます。
７．DELTA&JPTURBO（ホール11）
DELTAとJPTURBOの合同出展ブースではDELTAオイルのセールやタービンキットの販売をしていますが、そこに1台のガレージYAMAGUTIが製作したドリフトマシン「ZN7」が展示されています。
GR86（ZN8）と思いきや、ベース車両はGT86（ZN6）にGR86のエアロをフルスワップしたもの。
そのため車名がZN8とZN6の間を取ってZN7となっています。
この車両の見どころは外装だけでなく、エンジンルームの中もすごい。
エンジンルームの中にはまさかのロータリーエンジン（13B）が搭載されています。
ロータリーエンジンの名門である「RE雨宮」の仕事を請け負っているガレージヤマグチらしさが出ています。
お気に入りのカスタムカーを見つけよう！
東京オートサロンの会場ではさまざまなジャンルのカスタムカーが展示されいます。
人によって好きなジャンルが違うと思いますので、会場で自分のお気に入りのカスタムカーを探してみてはいかがでしょうか。（筆者は80～90年代を中心としたのスポーツカーや、ヨーロッパのホットハッチ好きです）
中には、販売しているエアロキットを使用しているカスタムカーもありますので、愛車のカスタムのアイデアがン見つかるかもしれません。
MOBILAでは、東京オートサロンの様子や展示を紹介する記事を今後も公開しますので、会場へ行けない方や予習や復習をしたい方は、ぜひMOBILAもチェックしてください！
ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
