2026.4.17

夏も冬もこれ一つ!ダンロップの次世代タイヤ「シンクロウェザー」を徹底検証【MOBILA編集部インプレッション】

 突然だが、皆さんは冬タイヤから夏タイヤへの履き替えはもうお済みだろうか?久々に夏タイヤを倉庫から出してみたら思ってみたより溝がなく、まだまだ溝のあるスタッドレスタイヤを夏用タイヤとして履きつぶすか、それとも夏タイヤを新たに買うか悩んでいる…というユーザーも少なくないのではないだろうか。今回はそんな悩みを一挙解決できる、「夏も冬もこれ一つ!」と話題沸騰中の次世代オールシーズンタイヤ「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」を徹底的に検証する。スペシャルテスターは、MOBILAの洗車イベントやYouTubeの洗車動画などでもおなじみ、クルマを愛してやまない人気インフルエンサーの「のんちゃんR」さん。テスト車両にはMOBILA編集部員の愛車、ホンダ「N-BOX」を使用した。日本の道路事情に最もマッチし、日常の買い物からロングドライブまで大活躍するこの軽スーパーハイトワゴンに、この次世代オールシーズンタイヤを履かせたら一体どんな走りを見せるのか。

夏タイヤを買うか?スタッドレスを履きつぶすか?季節の変わり目特有の悩みだ。
左がサマータイヤ、右が「シンクロウェザー」。独特のトレッドパターンが特徴だ。

「スーパーオートバックス市川」でいざ装着

ピットに積まれた「シンクロウェザー」これからこのタイヤをN-BOXに取り付けてもらう。
 まずはタイヤの交換作業からスタート。今回、タイヤの調達と取り付け作業をお願いしたのは、千葉県市川市にある「スーパーオートバックス市川」だ。同店は京葉道路の市川インターチェンジから車で5分程度というアクセスの良さに加え、広々としたピットスペースと圧倒的なカー用品の品揃えを誇る大型店舗で、品ぞろえはもちろん経験豊富なスタッフがタイヤ選びからタイヤの取り付けまでサポートしてくれるので安心して任すことができる。

熟練したスタッフが手際よくタイヤを交換してくれた。

 N-BOXをピットに入庫すると手際よく既存のサマータイヤが外され、真新しいシンクロウェザーが組み込まれてゆく。熟練のスタッフによるスムーズな作業であっという間に交換は完了し、いよいよ路上で次世代オールシーズンタイヤを体感してみよう。

交換作業に興味津々ののんちゃん(※特別な許可を得て安全に配慮して撮影しています)

 

外したタイヤを積み込む作業もこれで解放される!?

雪上から真夏の舗装路まで。常識を覆す「アクティブトレッド」とは?


特徴的なトレッドパターンだが、見た目以上に秘密が隠されている「シンクロウェザー」

  試乗レビューに入る前に、この「シンクロウェザー」がいかに革新的な技術を搭載しているかを、解説しておこう。これまでのオールシーズンタイヤは、サマータイヤとスタッドレスタイヤの「中間」的な性能、悪く言えば「どっちつかずで中途半端」な性能のものが一般的だった。

 しかしこのシンクロウェザーは、路面状態に合わせてゴム自ら性質が変化するダンロップの独自新技術「アクティブトレッド(ACTIVE TREAD)」を搭載し、オールシーズンタイヤの弱点を克服した。ゴムの中に化学結合による「水スイッチ」と「温度スイッチ」という2つの機能が組み込まれており、「水スイッチ」は、雨などでタイヤが水に触れると、ゴム表面が柔らかくなる仕組みだ。これにより濡れた路面をしっかり掴み、グリップ力が向上したという。さらに「温度スイッチ」により、低温環境下でもゴムが硬くなりにくく、雪道や氷上(アイスバーン)でもスタンダードスタッドレスタイヤに匹敵するグリップ力を発揮。逆に、乾いた温かいドライ路面ではサマータイヤのようなしっかりとした剛性感と快適性能を持たせるという、まさに全天候型の万能タイヤなのだ。

素材そのものが路面状況に変化する「ハイテクタイヤ」なのだ。

取材日はあいにくの「雨」。しかしウェット性能を試す絶好の機会に

タイヤの装着が完了!あいにくの雨なので屋内の駐車場にて撮影。「いかにもグリップしそうな見た目!」と興奮ののんちゃん。

 取材当日の天候は、あいにくの「雨」。しかし、シンクロウェザーの真価をテストするには、実は絶好のコンディションと言える。実は、一般的な冬用のスタッドレスタイヤは、雪や氷を噛むためにゴムが非常に柔らかく作られている反面、雨で濡れた路面(ウェット路面)でのグリップや制動(ブレーキ)性能を実は最も苦手とするところ。「溝があるから雨にも強いのでは?」と思うかもしれないが、実際にスタッドレスを履いたまま雨の日の高速道路を走ると、滑りやすさやハンドルの軽さにヒヤリとする事もあるのだ。

しかし、シンクロウェザーは前述の「水スイッチ」により、ウェット路面にしっかり対応する。実際に雨の公道へ走り出すと、のんちゃんRもすぐにその違いに気づいたようだ。

「走り出しから、雨で濡れた路面にタイヤがピタッと吸い付くような安心感があります!水たまりを通過する際もハンドルを取られにくく、ウェット路面への対応力が桁違いに高いことが伝わってきます。」

「スタッドレスの弱点を完全に克服していますね」

と、高い排水性とグリップ力に驚きの声を上げていた。驚くのもそのはず、この「シンクロウェザー」のウェット性能はスタッドレスタイヤはおろか、サマータイヤすら凌駕した性能を誇っており、まさにスタッドレスの弱点を克服した「次世代の」オールシーズンタイヤなのだ。

まずはクローズドの塗装された舗装路で走行。ウェット路面だったがしっかりとしたブレーキングを感じる。

 

走り出しから「これまでのオールシーズンタイヤとは違う」というのを感じられた。

 驚くほど滑らかな走り味。サマータイヤからの履き替えでも違和感なし

市街地でのテストでも「シンクロウェザー」は極めて優秀な静粛性と走行性能を見せつけてくれた。

 塗装された舗装ウェット路面での確かな安全性を確認した後は、日常域での「走り味」にフォーカスを当てるべく、市街地をいつものように走行してもらった。
今回、N-BOXは元々装着していた4年使用したサマータイヤからの履き替え。サマータイヤからスタッドレスや従来のオールシーズンタイヤに履き替えると、トレッド面のブロックが柔らかく動くことによる独特の「グニャグニャ」とした感覚や、走行音(ロードノイズ)の増加による違和感を覚えることが多いもの。ところが、シンクロウェザーの走り味は「実に滑らか」の一言に尽きる。のんちゃんRさんもステアリングを握りながら、「サマータイヤからの履き替えなのに、特別な違和感を全く感じなくてびっくり。

「スタッドレスタイヤでありがちな、あのステアリングを切ったときのグニャッとする感覚が無いんです」

と高く評価。運転していると、路面の状況(ドライのアスファルトや水がたまったアスファルトの上など)によって、ゴムの性質が最適に変化して路面を捉えているという感覚が、ステアリングを通じてドライバーにしっかりと伝わってくるのがわかる。また、新パターンによる低ノイズデザインのおかげで、車内の静粛性もしっかりと保たれていた。

気になるロードノイズや不快な突き上げ感は感じられず、夏タイヤと言われても信じてしまうほど。

 郊外、段差、高速道路。あらゆるシーンで高い乗り心地を実証 高速度域での走行でも「シンクロウェザー」の安定感が光った。

 テストはさらに進み、郊外の一般道、段差の乗り越え、そして高速道路へと走行ステージを移してゆく。
ある程度速度の乗った郊外の道では、発進・停止はもちろん、コーナーリングでの安定感も際立った。重心が高くロール(車体の傾き)が大きくなりがちなN-BOXでも、V字溝設計と最適化されたパターン剛性により、足元がバタつくことなく安定した姿勢を保っているのがわかる。また、工事現場の跡やマンホールなどの段差を乗り越えるシーンでは、タイヤの優れたショック吸収性を体感することができた。

「段差を越えた時の衝撃がすごくマイルドですね。トントンッという感じで、不快な突き上げが伝わってきません。乗り心地は非常に優れています」とのんちゃんRさん。

 そして、雨がやみ、場所によってドライ路面が垣間見える高速道路でのテスト。場所により路面状況での高速走行はタイヤにとって過酷な環境であることは言うまでもないが、ここでの安定感も特筆すべきものだった。制限速度域でのクルージングでも直進安定性はサマータイヤと遜色なく、ステアリングの微修正もほとんど必要無いようだ。

「雨の高速道路は緊張しがちですが、これだけしっかりとした接地感があれば、遠出のドライブも疲労感が全く違うはずです」

と、高速域でのポテンシャルの高さも証明された。

「高速走行でも不安ナシ!」ご満悦ののんちゃん。

 

天気を気にせずお出かけできるのもオールシーズンタイヤのメリットだ。天候に外出先を左右されないので行動の幅も広がる。

 タイパとコスパを極めた「買い」のモデル。準備は今すぐがおすすめ。

 すべての走行テストを終え、のんちゃんRさんとMOBILA編集部が出したシンクロウェザーの総合評価は、「圧倒的なコストパフォーマンスとタイムパフォーマンスを誇る、現代のカーライフに必須のモデル」という結論だ。日本の多くのドライバーにとって、年2回の「夏タイヤ・冬タイヤの履き替え」は大きな負担。交換作業の予約手配、工賃、そして外したタイヤの保管スペースの確保…重いタイヤを運ぶ肉体的な疲労など、その手間は計り知れない。しかし、このシンクロウェザーであれば、まさに「夏も冬もこれ一つ」で完結する。履き替えの手間(タイパ)や、年2回の交換費用や保管料(コスパ)、そして冬用タイヤのために4本用意しなくてはならないホイールが完全にゼロになるメリットは絶大だ。

良い意味で期待を大きく裏切った「シンクロウェザー」。夏も冬もタイヤ交換不要でこの性能というのはかなり新鮮だ。

  また、これほど高性能で画期的なシンクロウェザーは、冬の足音が聞こえ始めると一気に需要が高まり、品薄になることは間違いない。いざ雪が降ってからでは手遅れになる可能性が高い。「冬になったら買おう」ではなく、今履いているサマータイヤの交換時期が来たタイミングや、冬支度が本格化する前の「今のうち」に購入・装着しておくのが、最も賢い選択と言えるだろう。

「一年中履きっぱなしで本当に大丈夫?」と疑問に思っていた方こそ、ぜひこのダンロップの最新技術を体感してみていただきたい。

のんちゃんRさんとモビラ編集部が太鼓判を押す「シンクロウェザー」が、あなたのモビリティライフをより豊かで、より自由なものに変えてくれるはずだ。

ダンロップCYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)のブランドサイトはこちら
取材協力:スーパーオートバックス市川

この記事を書いた人 MOBILA編集部

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