- 2025年6月11日 発表

ファルケンタイヤヨーロッパ(住友ゴムグループ)は6月11日、ドイツで開催されるツーリングカーレース「ニュルブルクリンク24時間レース」(現地時間6月19日~6月22日開催)にファルケンモータースポーツチームとして参戦するほか、大会のオフィシャルスポンサーも務めると発表した。
ファルケンモータースポーツチーム参戦車両は、2024年に引き続き「ポルシェ 911 GT3R」の2台体制。前哨戦と位置づけられる「ニュルブルクリンクQFレース」「ニュルブルクリンク耐久シリーズ」では、全5戦中2勝を挙げ、4戦で表彰台を獲得するなど、ここまで好調な成績を残していて、24時間レースでの総合優勝を目指す。
住友ゴムグループは、1996年からニュルブルクリンク24時間レースに継続参戦中(2006年を除く)で、2025年で26度目の挑戦を迎える。2024年の前大会はスタート前から悪天候に見舞われ、夜間には濃霧による長時間の中断、さらには天候の回復が見込めず、大会史上初めて24時間を待たずにレース終了となる異例の展開となったが、その厳しいコンディションでも総合性能の高さを発揮し、総合6位と総合10位で完走。11年連続でトップ10入りを果たすなど、長年にわたりファルケンブランドの技術力と性能を証明し続けている。

また、住友ゴム工業としては「SP4T」クラスに参戦するSTI(スバル・テクニカ・インターナショナル)の「SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2025」にファルケンタイヤを供給。高い性能と信頼性を武器に同マシンのサポートを実施。
SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2025のベース車両はスバル「WRX S4」で、2024年はSP4Tクラスに移行後、初のクラス優勝を達成。2025年は沢田拓也監督による新体制のもと、空力性能と耐久性を強化した新仕様でクラス連覇および総合上位入賞を目指す。
チームには、全国のスバル販売店から選抜された8名のメカニックも参加し、現場での整備支援を行なうほか、住友ゴムはドライ・ウエット両条件におけるグリップ性能、耐久性をはじめとする総合性能を高めたタイヤを供給するとしている。

そのほかにも、ファルケンブランドのさらなるプレゼンス向上を目的として、有力チームへのタイヤ供給も継続・拡大。元ドイツ代表サッカー選手マックス・クルーゼ氏率いるチームMax Kruse Racingは2台の「VW Golf GTI Clubsport 24h」を含む複数台体制でAT3クラスの連覇を、Team Sorg Rennsportは「BMW330i」でVT2クラスの連覇を目指す。また、名門BLACK FALCONが率いるTeam BILSTEIN by BLACK FALCONは「BMW M4 GT4」でSP8Tクラス優勝を狙う。



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