暑さ対策のポイントは車内の空気循環と遮光そして遮熱
直射日光は非常に危険だ。真夏でなくても短時間の駐車で車内は50℃を超えることがあり、熱中症など命に関わることも。簡単にできる対策としては車内の空気を入れ換えて、カーエアコンの温度設定を最低にして全開! が効果的だが、さらに遮光や遮熱など、クールダウンをサポートするアイテムを用意すればより効果的に車内を冷やせる!
まずは車内の空気を入れ換えて効率的に循環させる
これからだんだんと暖かくなり、ゴールデンウィークの頃はまさにドライブ日和。旅やレジャーの計画を立てている人も多いと思うが、これからの季節、特に注意しなければならないのが直射日光による暑さ対策だ。気温が20℃前後でも、直射日光が当たる場所にクルマを駐めておくと、1時間も経たないうちに車内の温度は50℃を超えることがあるのだ。
対策としては、熱くなった車内の空気を外気と入れ換えて、カーエアコンで車内を冷やすというのが一般的だが、道の駅やオートキャンプ場などで車中泊する場合には、エンジン始動NGがほとんど。カーエアコンに頼らず車内の温度を下げる工夫が必要になってくるのだ。
そこでぜひ活用したいのが、車内の空気循環に有効な扇風機。充電式やDC12V、USB電源など電源の供給方法は様々だが、いずれも比較的省電力なので、小型のポータブル電源を用意しておけば長時間稼働させることも可能なのだ。


もっとも熱が侵入しやすいフロント・サイドウインドウをガード
次に重要なポイントが“遮光・遮熱”である。もっとも熱が侵入しやすいフロントウインドウにはサンシェード、サイド・リヤウインドウにはカーテンを設置すれば、直射日光による温度上昇をある程度抑えることができる。また、UVカットタイプのカーテンなら紫外線による日焼けや肌のシミを抑えることができ、車内が見えなくなるので防犯アイテムとしても有効なのだ。ちなみにサンシェードは前が見えなくなるので当然だが、走行中の運転席および助手席のサイドウインドウへのカーテン設置はNG。正しく安全に使用することを心がけよう。




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