2025.5.28

くびれで掴みやすく、鋭角ヘッドで差し込みやすい!【現代洗車心得】ユニークツール・ハンディスポンジ

形状に最大限の工夫をこらした洗車用スポンジ

 洗車の際にはスポンジを使用しているひとも多いだろう。ではスポンジの形状は? だいたいはレンガのような直方体か、厚みのある長円といったところではないだろうか。

 とはいえ、洗車をしているときに、ふと手が滑って落としてしまったり、ちょっとした隙間が洗えなくて、歯がゆい思いをすることもあるかもしれない。これは、そんな不満を少しでも減らすべく、形状に工夫がなされた洗車用スポンジだ。


アイオン『プラスセーヌ プレミアム 洗車スポンジ ナイフヘッド(実勢価格:1100円前後/税込)』。サイズや約185×125×30mmだ。


吸水性が高く、泡立ち、泡持ちに優れるPVAスポンジのプレミアム版

 高いスポンジの技術を持つアイオンだが、プラスセーヌブランドのPVA(ポリビニルアルコール樹脂)スポンジは、体積の約90%が中空で、シャンプーと水分をたっぷり含むことができ、泡立ち、泡持ちにすぐれることから、以前からユーザーに人気を博していた。

 これは、その洗車用PVAスポンジに、鋭角のヘッドを与えて隙間や穴にねじ込んで洗浄しやすくしたほか、両サイドにくびれを設けてグリップ感と操作性を向上させたプレミアム版だ。

 洗車中にあやまってスポンジを地面に落としてしまうと砂や小石が付着したりして、よく落とさないと次に洗うときにボディを傷つけてしまう原因になる。その点、プレーンなレンガ型や長円型よりも、くびれがあったほうが握りやすく落としにくい。

 また、ボディパネルの隙間やグリルの間、ドアハンドルまわりなど、クルマには厚手の四角いスポンジでは届かない細かい部位がある。そこは約70°の鋭角ヘッドを使えば洗えるというわけだ。


左右のくびれがつかみやすく、シャンプー液を含ませてから、握って泡立たせる作業もやりやすい。


デメリットはなく、通常の洗車スポンジより利便性がアップ

 厚みは約3cm。適度なコシがあるので、広い部位を洗う際にもしなやかに密着してくれて洗いやすい。吸水性が高いのは大きな特徴で、水洗い洗車にも対応するという。

 この形状になったことによる使用上のデメリットはない。これを使えば、スポンジで洗える部位が増え、使い勝手も向上するので、いちど試してみてもいいアイテムだろう。


スポンジの鋭角部分を差し込むと、ボディパネルの間など、厚いスポンジでは洗えないところも洗うことができる。

 


ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

SHARE

FAVORITE