2025.5.22

プロの仕上がりを自宅で実現!愛車を徹底洗浄できる、話題のモンスター3pHシャンプーシリーズの魅力に迫る!【MOBILA編集部インプレッション】

 自宅での洗車を極めたいと考えるユーザーにとって、「プロの仕上がり」を求めるのは当然のこと。鏡面のような美しい仕上がりの為にはなんといっても下地を整えることが重要だ。下地処理というとコンパウンドを用いて研磨したり、専用の粘土を用いて鉄粉を除去したりと、物理的なアプローチで愛車のボディの汚れを除去するといったイメージがあるが、近年ではケミカル的に、極力塗装面への負担を抑えながら下地を処理する技法がプロのディテーリング業界を中心に注目を集めている。 中でもとくに注目を集めているのが「3pH(スリーピーエイチ、スリーペーハー)洗車」と呼ばれるものだ。これはその名の通り3種類のpH(=水素イオン指数)の薬剤を用いて洗車する技法で、それぞれの薬剤の特性によって効果的にクルマの汚れを落とせるというものだ。この技法は複数の薬剤を使用したり、洗車工程が複雑な事から、プロのショップに依頼して行うのが一般的。しかし「自宅でもこの3pH洗車で徹底的に愛車を洗浄したい‼」「プロの仕上がりを自宅で実現したい‼」と思ってしまうのがわれわれクルマ好きというもの。そんな理想を叶えてくれるのがプロスタッフより新発売された『モンスター3pHシャンプーシリーズ』だ。 今回MOBILA編集部では『モンスター3pHシャンプー』を実際に使用し、その魅力と実力を徹底検証したのでお伝えしたい。


鮮やかな液剤がスタイリッシュな『モンスター3pHシャンプーシリーズ』

 

モンスター3pHシャンプーシリーズとは? 

 『モンスター3pHシャンプーシリーズ』は、プロフェッショナルな仕上がりを実現するために開発された高濃度ケミカルシリーズ、 『プロスタッフ モンスター』から新たに発売された自動車用シャンプーだ。従来の中性カーシャンプーだけでは落としきれない汚れに対応し、酸性・中性・アルカリ性の3つのpH洗浄剤を利用しアプローチする。塗装面はもちろん、コーティングや樹脂パーツへのストレス・ダメージのリスクを抑えながら汚れを除去できるのだ。普段のメンテナンスに加え、定期的に3pHシャンプーを施工する事によって最高のコンディションを維持する事も可能。こする手間がいらないタッチレス洗車で効率よく洗車ができるのも大きな特徴だ。

3種類のシャンプーの特長

 実際に施工に移る前に3種類のシャンプーについて詳しく説明しよう。
 

『モンスター フォースアシッド(酸性)』
酸性タイプの「モンスター フォースアシッド」は、鉄粉や水垢、ブレーキダストといった無機系の汚れを強力に分解除去。特にホイールや下回りの頑固な汚れに適しており、塗装面を傷めることなく美しい仕上がりを実現。

『モンスター スムースニュートラル(中性)』
  「モンスター スムースニュートラル」は、デリケートな塗装面にも優しい中性タイプ。ボディ全体の洗浄に適しており、撥水効果のあるコーティング車にも安心して使用できるのが特徴。界面活性剤が泥やほこり、黄砂といった軽度の汚れにアプローチ。泡立ちが良く、滑らかな洗い心地が特徴だ。

『モンスター ディープアルカライン(アルカリ性)』
アルカリ性タイプの「モンスター ディープアルカライン」は、油脂汚れや虫の付着、鳥フン、花粉といった有機汚れに強力な効果を発揮。黒いスジのような水アカも効果的に分解・除去できる。

これら3種類のシャンプーを適切に使用する事で愛車を隅々まで、徹底的に洗浄できるのだ。
3種類のシャンプーを使用するというと一見難しく聞こえるが、実際に施工をすると実はそんなことはない。次項で実際に施工の流れを説明するので、本稿を参考に3pH洗車にチャレンジしてみてほしい。

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気になる実際の施工感は?

 まず、施工についてだが3pH洗車は一般的に「アルカリ性」→「酸性」→「中性」の順に洗浄すると効果的かつ安全に除去が出来るといわれている。もちろん製品の取り扱い説明にも手順や技法などの記載があるので、洗車前に熟読して洗車の流れを把握してから挑みたい。

 本製品はフォームガン(高圧洗浄機)や蓄圧式スプレーを用いた「プレウォッシュ(=ノータッチ洗車)」、一般的なバケツを用いた「コンタクトウォッシュ」、スプレーガンを用いた「スポットウォッシュ」の3種類の方法で洗車を行える。もちろんどの洗車方法を用いても構わないのだが、編集部として一通り試したところ、「アルカリ性=プレウォッシュ」「酸性=プレウォッシュ」「中性=コンタクトウォッシュ」の組み合わせが一番手間なく効果的に洗浄ができることがわかった。特にプレウォッシュで汚れを分解して浮かび上がらせる事で隅々まで汚れを除去する事が可能なのだ。プレウォッシュ未経験というユーザーも、最近だと手動の蓄圧式スプレーがカー用品店で販売されているので、是非トライしてみてほしい。

施工前のボディ。蓄積した汚れやイオンデポジットで全体的にくすんでいる状態だ。

 

スポットの洗浄に最適なスプレーボトルが初回出荷限定特典として付属する。

 

Step.1 まずはざっと水洗い

 まずボディ表面に乗った泥や汚れをざっと水洗いする。ここでは通常の水流のシャワーを用いてたっぷりの水で上から下に落とすと効果的だ。はじめに水洗いする事でよりシャンプーの効果を高めることができるし、ボディ表面の温度を下げることでトラブルの発生を防ぐことができるのだ。

Step.2『モンスター ディープアルカライン』(アルカリ性・プレウォッシュ)アルカリ性の『モンスターディープアルカライン』はパープルのパッケージ&液剤が目印。

 

 まず、アルカリ性洗剤『モンスターディープアルカライン』をプレウォッシュ用の比率で希釈し、洗浄液を作る。500mlボトルの製品には計量カップが付属しているのそれを用いて洗浄液を作ると簡単だ。モンスターシリーズのイメージカラーである鮮やかなパープルの液剤が特徴で、アルカリ性だからといってイヤな香りは一切せず、爽やかなアクア系の香りを楽しみながら洗車ができるのがうれしい。
まずはアルカリ性の本剤によって、排気ガス等の油汚れや、水アカ、花粉、鳥フンといった有機汚れが一掃できる。足回りを含めたボディ全体に満遍なく吹きかけ、3分程度放置し、蓄積した汚れを分解するのがポイント。この時にディテーリングブラシなどを用いて隙間の汚れをかきだしておくと良いだろう。

フォームガンを使用の際は取扱説明書に記載の希釈率で洗浄液を作ろう。

 

きめ細かい豊かな泡と共にアクア系の爽やかな香りに包まれながら洗車を楽しむことが出来る。

 

放置時間の間にディテーリングブラシなどで汚れを掻き出すと隅々まで洗浄できるのでオススメ。

 

Step.3 水洗浄

 3分程度放置し、汚れが十分に分解されたところで一度水洗いをする。あまり長い時間放置しすぎると塗装やコーティングを傷めてしまう恐れがあるので放置時間はきちんと計測して守るようにしたい。ボディの上から下に向かって高圧洗浄機やシャワーを用いて薬剤を十分に洗い流す。

Step.4『モンスター フォースアシッド』(酸性・プレウォッシュ)酸性の『モンスター フォースアシッド』はオレンジ色のパッケージ&液剤が目印。

 

 続いて、先ほど同様『モンスター フォースアシッド』をプレウォッシュ用の比率で希釈し、洗浄液を作る。目の覚めるようなビビッドなオレンジの液剤が特徴で、こちらもツンとした酸性特有のニオイは一切せず、ムスク系の落ち着いた香りが特徴。こちらも全体に薬剤を満遍なく吹きかけ、3分放置しよう。酸性の液剤がイオンデポジット(水シミ)や融雪剤、軽い鉄粉汚れといった無機汚れに対し効果的にアプローチ。

『モンスターフォースアシッド』はムスク系の優雅な香りだ。

 約3分間放置するとイオンデポジットや軽い鉄粉などの無機汚れが浮き出てくる。

 気になるポイントはスプレーボトルを使用してスポット洗浄してもよい。

 

Step.5 水洗浄

 3分放置したら再び薬剤を洗い流す。ここでも上から下に向かって流すと効果的だ。

Step.6『モンスター スムースニュートラル』(中性・コンタクトウォッシュ)

中性の『モンスター スムースニュートラル』はブルーのパッケージ&液剤が目印。

 

 続いて中性のシャンプーを用いて仕上げ洗浄だ。この工程では汚れを落とすのはもちろんのこと、アルカリ性や酸性といった刺激のある液剤をしっかりと中和しながら洗い流す事によってボディをニュートラルな状態にするという目的もある。ここでは通常の洗車である「コンタクトウォッシュ」による洗浄がおすすめ。バケツに洗浄剤を入れ、シャワーノズルを使って泡立てる。柔らかいスポンジやウォッシンググローブを用いて軽く手洗いをする。ここまでの工程でほとんどの汚れは分解できているので、普段の洗車よりも手触りが滑らかなのがわかるだろう。もちろんフォームガンを使用した洗浄でもOK。


最終工程である『モンスター スムースニュートラル』はスポンジやウォッシンググローブを用いたコンタクトウォッシュがオススメだ。

 

Step.7 水洗浄&拭き上げ

 最後にいつもの洗車のようにしっかりと泡を洗い流してやる。高圧洗浄機を用いてもよいが、細かい部分は通常のシャワーでたっぷりの水を用いて洗い流してあげると余計に泡立つこともなく、液剤を残留させることがなくおすすめだ。洗浄が終わったらドライクロスやPVAクロスを用いてしっかりと拭き上げる。水道水で洗車をした場合はしっかりと拭き上げないと水シミの原因となるので気を付けよう。


水滴が残ると水シミの原因となるのできちんと拭き上げよう。
大判のドライクロスが一気に水滴を除去できるので仕上がりもよく、時短にもなる。

 

Step.8 仕上げはお好みのコーティングで

 全ての洗車工程が終わったらお待ちかねのコーティング作業だ。せっかく3pH洗車をしたから、いつもと違う新しいものを・・・というのもいいが、ここではあえていつも使っているコーティング剤やワックスを一度試してみてほしい。きちんと下地が処理されているのでコーティングの伸びもよく、拭き取りも軽くなっているはず。仕上がりの差もいつもより輝いて見える事だろう。実はこれが普段使っているコーティング剤の本来の効果。どんなに素晴らしいコーティング剤でも下地がしっかりキレイになっていないとその効果を十分に発揮できないのだ。


いつも使っているコーティング剤を使うと「違い」を感じることができる。

 

いつもよりもスムーズに施工できる事に気づくはず。
特に拭き取りの工程で差がわかりやすい。

 

3pH洗車とコーティングを完了した状態。
イオンデポジットや花粉といった蓄積汚れがしっかりと除去出来ているのがわかる。

 まとめ

 いかがだっただろうか、今回のテーマは『モンスター3pHシャンプーシリーズ』で実現する「プロの仕上がり」。 愛車を常に最高のコンディションに保ちたい方にとって、「モンスター3pHシャンプーシリーズ」はまさに理想の選択肢といえる。酸性・中性・アルカリ性の3種類をきちんと使いこなして徹底的な洗浄とダメージレスなケアを両立。プロフェッショナルな仕上がりを求めるユーザーにとって、必須アイテムと言えるだろう。プロの手による施工と同等のクオリティを自宅で実現するために、本稿を参考にぜひ「モンスター3pHシャンプーシリーズ」を試してみてほしい。


プロスタッフの公式サイトはこちら

『モンスター 3pHシャンプーシリーズ』のブランドサイトはこちら

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この記事を書いた人 MOBILA編集部

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