2025.2.21

本体ナビ or スマホナビと使い分けられる注目の多機能!【CarGoods of the Year 2024】彩速ナビ TYPE M シリーズ

多機能性を誇る垂涎の1台

 2DINサイズの迷彩ナビTYPE M シリーズ MDV-M911HDF は、9V型画面を持ち本体ナビに加えてスマホナビも使えるディスプレイオーディオ的な機能も搭載している。オーディオについても渾身の製品といえるもので、そのポテンシャルとともにプロなみの細かいセッティングをして、好みのサウンドを構築することも可能。スピーカーをシステムアップするなどの楽しみにも、しっかりと対応してくれる。

 さらに最近は設置が省略される傾向にある、DVD/CDプレーヤーも標準装備しているのも魅力的だ。

 しかし最大の特徴となるのは、自ら地図を備える本格カーナビなのに、アップルカープレイやアンドロイドオートとワイヤレスでもつながり、ディスプレイオーディオとしての利点をも取り込んだのが本機。画面上のアイコンでも選べるが、「ハイ彩速」「ヘイ! Siri」「オッケー Google」と言うだけで、それぞれの機能や利点を活かしきれる。


KENWOOD『彩速ナビ TYPE Mシリーズ MDV-M911HDF (実勢価格:16万8000円前後/税込)』は、多機能ぶりが魅力。一見、簡素版? とも思えるディスプレイオーディオの利点に着目。スマホナビだから備える情報の新鮮さを存分に味方にできる。


高性能ナビ&スマホナビのいいとこ取り

 ディスプレイオーディオの利点とは、スマホナビの地図ソフトを表示し利用できることだ。スマホナビの大きなメリットは、検索エンジンと紐づいているという点にある。「いま注目のラーメン屋」「評価の高い人気店」「流行のスポット」など、今のトレンドや話題性あるものをリアルに検索することができる。この機能をクルマの中で使えるのだから本当に便利。逆に本体のカーナビのいいところは、経路案内のわかりやすさや寄り道のしやすさなどナビ操作の便利さで、これは安定のナビといったところ。カーナビとスマホナビを使い分ける意味は、意外に大きいと実感できる。

 オーディオ機能も充実し、手持ちの動画をワイヤレスでもH D高画質再生ができたり、D V D/C DやS Dスロットを装備するので、現在の新製品ではなかなか難しくなってきた外部メディアの再生もできる。自分のコレクションをゆっくり楽しむのもいい。また、サウンドはビクタースタジオとの技術『K2テクノロジー』をはじめとして、ベストの音響空間を構築できる点も嬉しい。


モニターを開くとDVD/CDプレーヤーとSDスロットが現れる。最近ではスマホを介する動画や音楽再生が主流化。そのため、自宅のDVDやCDコレクションが楽しめない機種もあるが、これなら、車内でじっくり楽しむことができる。

 


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この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

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