AQ.自動開閉ワイヤレス充電ホルダーSHC-10(吸盤取付け)
AQ.マグネットワイヤレス充電ホルダーSHC-12(エアコン取付)
スマートフォンはもはや日常生活だけでなく、車内でも欠かせない存在となっている。地図アプリや音楽再生、ドラレコがわりに利用されている方も多いはずだ。そんなスマホの車内での利用を快適かつ安全にサポートしてくれるのが「車載用スマホホルダー」である。
車載用スマホホルダーといえば、定番のアイテムだけに市場には数多くのアイテムがあふれているが、つい先日発売された注目の新製品が、オートバックスプライベートブランド「AQ.(AUTOBACS QUALITY)」シリーズのスマホホルダー、2タイプ5アイテムだ。その特徴は何なのか、何が注目点なのか、ラインナップに加わったばかりのAQ.スマホホルダーシリーズの新アイテムについて、デザイン性や装着感、使い勝手などを詳しく検証してみよう。
自動ホールド、マグネットホールドの2タイプ
全5アイテムをラインナップ
新たに発売となったAQ.シリーズのスマホホルダーは、自動開閉するアームでスマホをホールドする「AQ.自動開閉ワイヤレス充電ホルダー」と、磁石でスマホをホールドする「マグネットワイヤレス充電ホルダー」の2タイプだ。さらに、それぞれ装着方法によって、吸盤取り付け、エアコン取付、両面テープ取付け(マグネットホルダーのみ)があり、全部で5つのアイテムがラインナップされている。パッケージはシリーズとしてスタイリッシュなブラックで統一されており、非常に高級感がある。この中から今回検証するのは『AQ.自動開閉ワイヤレス充電ホルダーSHC-10(吸盤取付)』と、『AQ.マグネットワイヤレス充電ホルダーSHC-12(エアコン取付)』だ。

マグネットホールドタイプは、両面テープ取付け(SHC-11)、エアコン取付け(SHC-12)、吸盤取付け(SHC-13)タイプがある 自動ホールドタイプ(SHC-10)の付属品と取り付け性をチェック

自動ホールドタイプ(SHC-10)の付属品と取り付け性をチェック
まずは、『AQ.自動開閉ワイヤレス充電ホルダーSHC-10』を装着してみよう。パッケージにはスタンドとホルダー、吸盤取り付けのためのプレートとUSBケーブルがセットになっている。USBケーブルは、USB type Cだが、少し前の車では定番だったUSB type Aに変換するアダプターも同梱となっている。その取り付けはとても簡単だ。スタンドのボールジョイントにホルダーを取付けたら、吸盤を取り付けるためのプレートを両面テープでダッシュボードに貼る。そして、USBケーブルをホルダーにつなぎ、スタンドの吸盤で固定したら車のUSB端子にケーブルを接続すれば完了だ。

背面にあるスタンドとホルダー部をつないでいるリングを締め付けることでホルダー部がボールジョイントに固定される
スマホを置くだけでアームが自動開閉、スマホをしっかりホールド
固定したホルダーにスマホを置くと、自動的にアームが閉じてスマホをホールドしてくれる。かなりしっかりホールドするので走行中でも外れる心配はなさそうだ。外す際はホルダー部のスイッチに触れるだけでアームがスムーズに開きスマホを取り出すことができる。スタンドとホルダー部をつなぐアームは伸縮式で、前方に伸ばすことも可能。また、画面を横向きにすることももちろんできるのでドライバーの視点に簡単に合わせることができる。ボールジョイント接続なので角度や位置の微調整がやりやすく、画面の視認性は抜群だ。
ホルダー部にセットするだけで自動的にアームが閉じスマホをホールド。エンジン停止中でも自動開閉は機能してくれる
スタンド部分のアームは角度の調整のほか、このように前方に伸ばすことができる
スタンドとホルダーの接続部はボールジョイントなので、このように横向きのほか、自由な角度に固定可能だ
ワイヤレス充電は、最大15W(iPhoneは最大7.5W)
自動開閉ワイヤレス充電ホルダーは、その名前の通りワイヤレス充電対応なので、ホルダーにセットするだけで自動的に充電が開始される。充電中はLEDが青く点灯してくれるのがわかりやすい。ただし、ワイヤレス充電はQi規格(Qi2非対応)なので、充電最大出力は15W(iPhoneは最大7.5W)となっている点は認識しておきたい。

マグネットホールドタイプ(SHC-12)の付属品と取り付け性をチェック
『AQ. マグネットワイヤレス充電ホルダーSHC-12』はパッケージ内容もシンプルで、本体とエアコンルーバー取付用のクリップ、そしてUSBケーブルがセットになっている。USBケーブルはSHC-10と同じでUSB type Cだが、USB type Aに変換するアダプターも同梱。取り付けはとても簡単だ。本体とエアコンクリップのボールジョイントを接続したら、本体側のリングを締め付ける。次にUSBケーブルを本体側につなぎ、車のエアコンルーバーにクリップを差し込んでクリップ側のリングを締め付けるだけでしっかり固定できた。


MagSafeやマグネット非対応でも付属のリングで使用可能
SHC-12はQiとQi2対応で、ワイヤレス充電対応のiPhone、Androidで使用できる。また、MagSafeに対応していないiPhoneSEや、ワイヤレス充電対応のAndroidでも付属のリングを使用することで、磁石によるホールドとワイヤレス充電ができる。リングを装着するポイントがわかるガイドシートも同梱されているので、適切な場所にリングを貼りつけることができ非常に便利だ。また、スマホにケースを装着している場合も、このリングをケース側に貼りつければOK。ただし2mm以上の厚みのあるケースや、金属製のケースの場合ワイヤレス充電に対応しないので注意が必要だ。

Qi2正規対応。ワイヤレス充電は最大15W(iPhone12以降)の高出力
SHC-12は、Qi2に正式対応したモデルだ。このため、マグネットによる安定した位置固定が可能で、Qi2や、MagSafe対応のiPhone 12以降のモデルなら、最大15Wの高出力ワイヤレス急速充電を実現している。また、その他のiPhoneやAndroidデバイスでも、最大10Wでの急速充電が可能だ。気を付ける点としてはスマホケースだ。最大のパフォーマンスでワイヤレス充電を行いたい場合、MagSafe対応、Qi2対応と記載のあるケースを選ぶようにしたい。


ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
着脱性・充電性能・デザインで選ぶ2タイプの魅力
車載スマホホルダーの使い勝手は、車内にスマホを持ち込んだ際の着脱性や視認性が重要なポイントとなる。その点、今回検証したAQ.スマホホルダーは、どちらのタイプも角度調整が簡単で、スマホの着脱も非常にスムーズだった。自動開閉型はホールド感がしっかりしており、非常に安心感がある。一方で、マグネットタイプは見た目がスッキリしていてスタイリッシュであり、さらにQi2対応でiPhone 12以降を使用している方ならスピーディな充電が可能という点が利便性を大きく高めてくれるだろう。
また、どちらのタイプも取り付け方法を選べるため、幅広い車種で使用可能なのも魅力だ。機能性に優れたスタイリッシュなワイヤレス充電スマホホルダーをお探し中であれば、検証したAQ.ワイヤレス充電ホルダーのどちらも、間違いなく選択肢に加えておくべきアイテムといえるだろう。
オートバックスプライベートブランド「AQ.」(AUTOBACS QUALITY)はこちら
ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT