2024.12.25

パンクに見舞われたときの応急助っ人に熱視線!【冬越えの愛車仕度】タイヤトラブルに備える応急措置

スタッドレスだからこそ常備したい

 夏タイヤからスタッドレスに履き替えて、冬への備えも完了と一息ついているひともいることだろう。しかし安心するのはちょっと早い。万が一、帰省やスノースポーツで雪国に出向いた際にタイヤがパンクしてしまったら…。救護を待つために極寒のなか晒されることになる。

 なぜなら夏タイヤとは異なり、スタッドレスはスペアタイヤまで用意しているひとが極めて少ないから。パンクしたらその時点で身動きが取れなくなってしまうのだ。

長年愛されてきた定番ケミカル

 そこで紹介したいのが武蔵ホルトのパンク修理剤『タイヤウェルド』だ。Holtsの名前が入った青いボトル缶は、誰しも1度はお目に掛かったことがあるのではなかろうか。日本上陸から50年近くに渡り愛されてきた定番アイテムだ。

 これ1本を車載しておけば、万が一、パンクのトラブルに遭遇した際も慌てずにしっかりと対応できる。


スタッドレスはもちろん、夏タイヤのパンク修理にも使える。


たった2分でパンク修理が完了

 使い方は至って簡単。パンクの原因となっているクギなどを抜いて、タイヤのバルブにノズルをねじ込むだけ。噴射すると液剤は泡状になって膨らむ。これがタイヤ内に行き渡り、固まることでパンクの原因となっている穴を塞ぐのだ。

 作業はたったの2分で完了。注意点は5〜10kmはゆっくりと走行して、のちに空気圧を適性値に戻すことだけ。ジャッキアップをする必要すらない。

 ちなみにスタッドレスタイヤはゴムが柔らかいため、外側から修理剤を挿し込ぐ一般的なパンク修理方法では、修理剤が抜けてしまうなどのトラブルも出がち。その点、内側から穴を塞ぐタイヤウェルドなら安心して使えるといえるだろう。


エアバルブにノズルを挿し込み、つまみを回すと液剤とガスが注入される。



白い泡状の発泡ゴムがタイヤ内に広がりパンクの原因となっている穴を塞ぐ。


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愛車にあったサイズを選ぼう

 遠出をした際にパンクに見舞われたら、楽しい旅行が台なしになりかねない。タイヤウェルドは特大、大、中サイズのほか二輪用も設定。ボトル缶に入ったQRコードからもアクセス可能なウェブサイトで適合確認もできる。タイヤサイズを入れるだけで、どのサイズを買えばいいかも一目瞭然だ。

 安心、安全のために、タイヤウェルドを1本トランクに積み込んでおきたい。


Holts『タイヤウェルド  特大/大/中/二輪用(実勢価格:1480円〜2180円/税込)』は、タイヤサイズに応じて選ぶべきサイズが異なる。購入時は適合を確認しておきたい。

 


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この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

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