2024.12.17

雪道での視界悪化はハイリスク! 雪対策特化型ワイパーは第一の冬備え【冬超えの愛車支度】スノーワイパー編

視界不良こそ冬ドライブの注意点

 冬のドライブで気をつけるべきポイントは、積雪によるスタックや路面凍結によるスリップなどを想像する人がほとんどだろう。しかしそれだけではなく、さらに大きな事故を呼び込んでしまうきかっけが視界不良だ。というのも、雨とは違い雪の場合はガラスに付着しても流れ落ちることなく、付着したその場で徐々に溶けはじめてくる。その間は雪粒によって視界が遮られてしまうため、周囲の状況判断が遅れてしまうことにつながるのだ。もちろんワイパーを作動させていればガラスに付着した雪粒は排除できるのだが、ここで問題になってくるのがワイパーの拭き取り性能である。

冬備えとしてのスノーワイパーの重要性とは

 ワイパーは車検や定期点検ごとに交換するのが一般的なサイクルのため、タイミングによっては拭き取り性能が低下していないと考えている人も多いだろう。しかし、通常の雨用ワイパーを雪道で使用している場合は、その性能を発揮しきれていないことが多いのだ。その理由として挙げられるのが、外気温の低下によってワイパーに付着した水分が凍結すること。リンクなど稼働部分が凍ってしまうことで適切な圧力をかけられなくなり、ワイパーをガラスに密着しなくなるため拭き取り能力が低下するというわけ。そのため雪道で視界を確保するなら、専用に設計されたスノーブレードが唯一の最適解なのだ。


スノーワイパーとして圧倒的なシェアを誇るのがMARUENU『ギラレススノーブレード』。国産の高品質はもちろん素材選びから設計に至るまで、雪国での使用を前提に作り込まれている。


北海道での装着率はトップシェアの信頼性

 スノーブレードの特徴はゴム被膜によってブレード部分が密封されていること。中でも国内製造されるマルエヌ「ギラレススノーブレード」は、ゴム被膜とともに左右のエンドにはシリコンキャップを装着したスノーブレードだ。もちろん単純に密封するだけでなく、内部の空気を逃すエアシールを採用することで膨張などによる影響を抑制しているのもポイント。こうした構造はフレームの長さなどに合わせて専用設計が施されるため、全てのモデルで拭き取り性能の最適化が計られているというわけだ。

 また、ギラレスの名の通りガラスに付着した水分がゴムに練りこまれたトルマリンによってイオン化。ガラスと油膜の間に入り込み、油膜を浮き上がらせて除去することでガラスのギラツキを抑えてくれる機能も見どころ。雪対策に特化した設計に加え、油膜除去性能も併せ持つことで、パーフェクトな視界をキープしてくれるのだ。


左右部分の密閉に使用されるエンドキャップはシリコンが充填される。また、ゴム被膜に覆われたフレーム部分はワイパー本体の長さなどに合わせて専用設計が施され、最適な圧力を加えられる形状になっている。



密閉されることで外部から水の侵入を防いでいるが、内圧の変化による膨張でも拭き取り能力が変化してしまう。そこでクリップベース部分に空気を通して水を通さないエアシールを装着する。

 


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