意外と忘れがちな基本テクニックを今一度押さえておこう
ドライブレコーダーやカーオーディオを取り付けたり、スピーカーを交換したり、LEDイルミネーションを車内に追加するなど、カーDIYの世界は一度足を踏み入れてしまうと、なかなか抜け出せなくなる、まさに“ヌマ”。これまでカー用品店などにお願いしていた取り付け工賃を節約することもでき、いいこと尽くめに思えるが「両面テープがすぐ剥がれた」「配線不良で電源が入ったり切れたり」など、トラブルも多いことも確か。ここではそんなトラブルを防ぐための基本テクニックを伝授したいと思う。
貼り付け場所に合った両面テープをセレクトしよう
まずは両面テープから。最も多いトラブルが「すぐに剥がれてしまう」だが、原因は大きくふたつある。ひとつは両面テープの選択ミス。両面テープは実に多くの種類があり、貼り付ける場所によって選ぶ必要がある。エーモンの『両面テープ』シリーズはパッケージにテープの特性および具体的な取り付けアイテムを明示。最適な両面テープを選びやすくなっている。何でも“超強力”でくっつくというのは大きな間違いなのだ。
そしてもうひとつが貼り付ける面の処理。汚れや油分をしっかり落としておかないと、簡単に剥がれてしまうのだ。エーモンの『パックプライマー』を使用すれば、両面テープを貼る面の汚れや油分を除去。接着促進剤も含有されており、しっかり貼り付けることができるのだ。また両面テープを再接着する際には、以前の両面テープの糊残りを完全に除去する必要がある。エーモン『両面テープはがし剤』は糊を溶解・除去。糊を完全に取り除いたあとは水拭きして、溶剤が白く残る場合があるので表面をよく拭き取ればOKだ。




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まずは原因を特定することが接触不良改善の近道!
次に多いトラブルが“接触不良”だ。まずは接触不良を起こしているポイントを探して、状況に合わせた対処が必要なのだが、これが意外と難しい。接点復活スプレーを吹くだけで改善する場合もあれば、何度も同じ症状が出る場合も。たとえばアクセサリーソケットがすぐに抜けてしまう場合には、ロック機構付きのソケットを用意するほか、直に配線するという手もある。複数ある選択肢から自分がやりやすい方法を選ぶのがベターだ。またアース線も接触不良が多い場所。最近のクルマは金属部分が露出している場合が少なく1ヵ所にアース線が集中してしまうことも。そういう場合、増設ターミナルを用意すれば1ヵ所から複数のアース線を簡単に取り出せて接触不良も回避できるのだ。


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