ブリッツから発売されているMSSS新周波数対応のレーダー探知機は4種類。いずれも不快な誤警報や案内を低減する機能を搭載している。
2022年3月より販売がスタートした「BLITZ」のレーザー&レーダー探知機は、モデルチェンジの度に従来製品にはない目新しい機能が搭載される、人気の製品だ。初代のトレンドでもあった「移動式小型オービス」に対応するスペックで登場したかと思えば、独自技術を用いて走行状況を判断し、不快なGPSポイントの情報から音声や警告音をカットする「フルオート機能」を搭載。さらに加えて、全国に導入が進み、周波数帯を変更して取り締まりの運用が可能と言われる「MSSS」に対し、新周波数での取り締まりにも対応したモデルまで続々と投入している。
今回はその中でも「MSSS新周波数対応モデル」としてブリッツがラインアップする、最新の4機種を紹介。自分の愛車や利用スタイルにあわせて選べるモデルが用意されているので、チェックして購入時の参考にしよう。
4機種の気になる性能は基本的に同じ
最新取り締まりへの対応
高速道路や幹線道路などの道路脇や上部に設置されているオービスに関しては、GPSでしっかりお知らせしてくれるのはもちろん、データを更新すれば常に最新の情報が無料で手に入る。しかし、注意したいのが「移動式小型オービス」と言われる機種だ。
普段は何もない路肩に突如現れる神出鬼没な取り締まり方式で、小型化したオービスにより場所を簡単に移動することが可能。そのためGPSでは位置を特定できず、その場の取り締まりに利用されているレーザー光やレーダー波を受けて判別するしかないのが実情だ。Touch-LASERは全機種、レーザー式にもレーダー式にも対応しているため、急な移動取り締まりに遭遇してもしっかり警報してくれる。
さらに、レーダー式の中でも「MSSS」と呼ばれる取り締まり機は、運用で取り締まりの周波数を変更することが可能と言われている。つまり、従来確認できていた周波数外の領域での取り締まりがあり、その周波数に対応した機種ではないと警報ができない。もちろん最新のTouch-LASERは全機種、この「新周波数帯」の取り締まりにも対応しているのがポイントだ。
誤警報の低減や、煩わしい警報を自動でカット
Touch-LASERシリーズが人気なのは、取り締まり警報精度の高さや対応の豊富さだけではない。特にMSSS新周波数に対応し、検知するレーダー波に幅が出たことで、同じ周波数帯を利用する他の機器にも反応してしまう「誤警報」の発生頻度も高まる可能性がある。例えば、人感センサー付きの自動販売機や、一部自動車メーカーのリアセンサーなどがその例で、取り締まりがない場所でも警報してしまうことがあるのだ。しかし、Touch-LASERの「MSSS受信設定」機能をLOWにすることで、取り締まりではない信号をカットして警報を行わないようにすることが可能だ(TL313Sのみ方式が異なり、警報までの距離を調整することで誤警報を低減する)。
また、ブリッツ独自の「フルオート警報」機能を使えば、現在の速度や過減速Gなどから走行状況を分析し、状況に応じて不要な警報を自動でカットしてくれる。取り締まりに関わる重要な情報はしっかり警報してくれるので、警報自体が少なくなっても安心。同乗者やオーディオを楽しんでいるときにも快適に過ごせる。
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豊富なオプションパーツで自分好みに
自動車用カスタマイズパーツを40年以上手掛けている「ブリッツならでは」とも言えるのがオプションパーツの豊富さ。
OBDIIアダプター「OBD2-BR1A」を利用すれば、長年自社で開発している通信解析により、OBDIIコネクターからの車両情報をマルチメーターとして表示可能。警報がない普段の運転時はスポーツカーさながらのメーターとしてクルマの状態を確認することができる。最大で205項目から情報を選択できる(項目数は車種や機種により異なります)。また、車速情報を常時取得することで、トンネルなどで自車位置を補正し、より精度の高い警報ができる。
さらに「無線LAN内蔵SDHCカード」を使えば、無線LAN対応モデルに早変わり。なんといっても無料で配信している最新GPSデータを本体だけでダウンロード&更新することが可能になる。またスマホを使ったより簡単な設定の変更、ユーザー同士の受信履歴を共有する「オートシェア機能」の利用など、メリットが多数ある(対応機種はTL243R除く。利用には接続できる無線LANネットワークが必要)。
好みとスタイルに合わせて選べる4機種
Touch-LASER TL313R
3.1インチの液晶サイズ、画面周囲のタッチスイッチと画面のタッチパネルでの操作、警報がわかりやすい前面LEDなど、バランスの取れた仕様で人気のモデル。
Touch-LASER TL403R
業界最大4.0インチの高精細大型液晶と、フルタッチパネルの操作性により、見やすさと扱いやすさが特徴のモデル。タッチパネルは静電容量式で、スマホのような操作感が魅力。
Touch-LASER TL243R
コンパクトな2.4インチ液晶を採用したモデル。操作はタッチスイッチのみで、上位機種同等の警報性能を持ちながらリーズナブルな価格で人気。無線LAN内蔵SDHCカードには非対応。
Touch-LASER TL313S
レーザー・レーダーの受信部(アンテナ)と、液晶画面が独立した唯一のセパレートモデル。3.1インチ液晶の厚みは業界最薄の11.9mm。設置の自由度が広がり、ダッシュボード以外の場所に画面の設置が可能。403Rと同じくタッチパネルは静電容量式。
設置する車両とのバランスや、操作方法、画面の大きさなどのお好みで4種類から選べる「Touch-LASER」シリーズ。探知性能などの基本的な性能はどれも同じですので、ぜひご自身のお好みのモデルを見つけて、安心・安全なドライブを楽しんでください。
●この記事に関するお問い合わせ先 株式会社ブリッツ サポートセンター URL:https://www.blitz.co.jp TEL:0422-60-2277
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