2024.6.14

洗車機と手洗いの違いは?|メリットとデメリット、手洗い時の手順を解説!

 車をきれいに保つ洗車方法には、大きく分けて洗車機と手洗いの2つがあります。どちらもそれぞれ長所・短所があり、状況や好みによって適した方法が異なります。今回は、洗車機と手洗いの違い、それぞれのメリットとデメリット、そして手洗いの具体的な手順について詳しく解説します。

目次

  1. 「洗車機」&「手洗い」違いとそれぞれのメリット・デメリット
  2. 手洗いの際に使用するアイテムと基本的な手順
  3. 洗車機を利用する際に気をつけるべきポイントやコツ
  4. まとめ

「洗車機」&「手洗い」違いとそれぞれのメリット・デメリット

 洗車機と手洗いでは、洗車の方法や仕上がりに違いがあります。それぞれの特長を理解し、あなたにとって最適な方法を選びましょう。
ここでは、洗車機と手洗いの違いや、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。

●洗車機と手洗いの違い

ガソリンスタンドやコイン洗車所にある門型洗車機は、自動で車を洗ってくれるため、短時間で簡単に洗車ができます。
一方、手洗いは自分の手で行うため、手間や時間がかかりますが、細部まで丁寧に仕上げることができます。

●洗車機のメリットとデメリット

・洗車機のメリット
 ①短時間で洗車できる
 ②手洗いと比べて労力がかからない
 ③自動で洗車されるため手間がかからない
 ④洗車道具を準備する手間がない

・洗車機のデメリット
 ①隅々までの洗車は難しい(ミラー部分やワイパー付近など)
 ②洗車傷(ブラシによる微細な傷)がつく恐れがある
 ③洗車前に必要な処置をしていないと部品が破損する場合がある

●手洗いのメリットとデメリット

・手洗いのメリット
 ①道具があればお金をかけずに安く洗車できる
 ②洗いたい部分を重点的に洗車ができる
 ③細かな傷などの車の状態に気づきやすい

・手洗いのデメリット
 ①時間と体力が必要
 ②自宅の駐車場など、洗車するための場所や水を準備しなければならない
   ※コイン洗車所の高圧洗浄機などを利用する方法もあります。

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手洗いの際に使用するアイテムと基本的な手順

 手洗い洗車には、いくつかの必須アイテムと基本的な手順があります。
ここでは、手洗い洗車に必要なアイテムとその使用方法、基本的な洗車手順を詳しく解説します。


●手洗いの際に使用するアイテム

①バケツ
シャンプーをしっかり泡立てられる大きさのものを選ぶ。洗車後に洗車用具を収納できる容量の大きいものを選ぶのがおすすめ。
バケツを探す
②ホース
水をたっぷり使えるホースを用意。水流が切り替えられる散水ノズル付きのホースだと効率よく洗浄できます。
ホースを探す
③スポンジ
ボディに傷のつきにくい柔らかいものを選ぶとよい。 ボディ用とタイヤホイール用を用意しましょう。
スポンジを探す
カーシャンプー
車専用のシャンプーを使用する。
カーシャンプーを探す
拭き上げ用クロス
吸水性の高いマイクロファイバータオルを選ぶとよい。 ボディ用とタイヤホイール用を用意しましょう。
拭き上げ用クロスを探す

●手洗いの基本的な手順

Step1. 水洗いでボディの汚れを落とす
まず、車全体に水をかけて、砂埃や塵を洗い流します。上から下へ水をかけることで、汚れの再付着を防ぎ、汚れを効率よく落とせます。
Step2. スポンジに洗剤をつけてボディを洗う
カーシャンプーをバケツで泡立て、スポンジにしっかりとつけてボディを洗います。この時も上から下へと順番に洗うと、汚れが再付着しにくくなります。
Step3. タイヤホイールを洗う
タイヤホイール用のスポンジを使って、タイヤとホイールを丁寧に洗います。とくにホイールはブレーキダストなどの汚れが溜まりやすい部分なので、念入りに洗浄しましょう。
Step4. 泡を水で洗い流す
ボディやタイヤホイールに付いた泡を、ホースでしっかりと洗い流します。この時も上から下へ水をかけると、効率よく泡を落とせます。
Step5. 水を拭き上げる
吸水性の高いクロスを使って、車全体の水を拭き上げます。水滴が残るとシミや水垢の原因になるため、丁寧に拭き取ることが重要です。

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洗車機を利用する際に気をつけるべきポイントやコツ

 洗車機を利用する際には、いくつかの注意点やコツがあります。これらを守ることにより、洗車機での洗車をより効果的に行えます。

①洗車前は必ずドアや窓を閉める
洗車前にドアや窓がきちんと閉まっていることを確認しましょう。開けたまま洗車すると車内が濡れてしまい、内装やシートにシミや汚れができる原因となります。※電動スライドドアや電動テールゲート等の誤作動を防ぐ為、センサーの設定をOFFにする事をおすすめします。詳しくは自動車の取扱説明書などをご確認ください。
②突起物を折りたたんでおく
ドアミラーやアンテナなどの突起物は、洗車機に入れる前に折りたたんでおく必要があります。これを怠ると、破損の原因になることがあります。また、突起物を折りたたむことで、洗い残しを防ぐことができます。※洗車場・洗車機によってはワイパーやスポイラー等の突起物をテーピングするなどの規定がある場合があります。その場合は指示に従いましょう。
③洗車中はエンジンをOFFにする
洗車中は洗車機の指示に従い、エンジンをOFFにするよう心がけましょう。オートワイパー搭載車などの場合、洗車中にワイパーが作動してしまい、ワイパーが破損する恐れがあります
④水分の拭き取りをきちんと行う
洗車後に水分の拭き上げを丁寧に行うことで、水垢の汚れを防ぐことができます。洗車機はエアブローまでしてくれる場合が多いですが、完全に水分がなくなるわけではありません。拭き上げ用のタオルを常備しておくと便利です。

まとめ

 洗車機と手洗いには、それぞれメリットとデメリットがあります。洗車機は手軽で短時間で済む一方、細かい部分の洗浄が難しいことや、傷や破損のリスクがある点がデメリットです。手洗いは時間と体力が必要ですが、細かい部分まで丁寧に洗えることや、コストを抑えられる点がメリットとなります。手洗い洗車をする際には、適切なアイテムを用意し、基本的な手順を守ることで、効果的に車をきれいに保つことができます。また、洗車機を利用する際には、事前の準備や注意点を守ることで、トラブルを避けることができます。
 自分の車の状態や生活スタイルに合わせて、洗車機と手洗いのどちらが適しているかを選び、愛車をきれいに保ちましょう。


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