2024.5.15

ホイールの裏まで溝まで届いて洗い心地バツグン【現代車向けツール&ケミカルGUIDE =2024 年・春版=】ホイールスポンジ 編

自動車の進化でホイールも変化

 安全デバイスの標準化、BEVやプラグインハイブリッドなどによる電動化、ハイトの高いSUVブームなど、最近の自動車の進化によって実はタイヤにその負担が増えているのにお気付きだろうか?

 重いことも車高が高くなることも、最終的にはその重さに耐え操縦性も確保するため、新型車のタイヤは年々大径化、幅広となり、扁平が進み、それに伴いホイールやブレーキにも変化が起きている。タイヤに伴いホイールリムも当然幅広化。ブレーキダストで汚れきったリムの内側も綺麗にしたい。

 足元を綺麗にするためには大径化したホイールの奥や裏まで届く専用スポンジが欲しくなる。そうしたニーズに応えたのが、このプラスセーヌuniQ「ホイール洗いスポンジハンドル付」だ。

プラスセーヌuniQ『ホイール洗いスポンジハンドル付(実勢価格:1320円前後/税込)』

 

隙間や細部にフィットしつつ、ホイールにも優しい

 ヘッド部分には、同社のコーティング施工車用洗車SPONGEと同じPVAスポンジを使用。完全な乾燥状態ではカチカチに硬いこのスポンジ、水分を与えると驚くほど柔らかくなり、泡立ち抜群で、弾力性がありつつも柔らかいため、ホイールに優しい。ウニ形状なので、角度や向きに構わず、隙間、細部まで洗える。

 実はこの製品、コロナ禍以前から開発が進み、その間の様々な自動車の進化に伴い、時間をかけて5㎜単位で柄の長さやカーブを最適化するためのテストを繰り返し、現在の形状になったという。

サイズは長さが約375mm、丸いスポンジ部分がウェット時で65Φmm、重量は90g。

サイズ、形状ともにユーザーの使い勝手を重視

 ブレーキローターに当たらないよう適度に湾曲させ、リムインナー奥まで洗えるロングサイズの持ち手部分は開発を重ねた部分。

 洗車アイテムがかさばりがちな洗車好きのことも考慮し、洗浄性能に最適化したうえで、サイズは極力小型化。保管に最適なフック付きとしている点も嬉しい。

 実際に使ってみたところ、なるほどホイールの裏側にもそのスポンジが届いてくれるのがよく分かる。また、ウニ形状のスポンジも細部まで届きながら、接触面積も適度にキープし、まさに最新の足元をキレイに保つには最適なアイテム。

 たかが柄付きのスポンジと思うことなかれ、その使い心地の良さに、汚れとともに目から鱗も落ちる製品だ。

柄の形、長さが絶妙で、スポークの裏、リムの奥まで届いてくれる。

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この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

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