雨の日の安全運転に欠かせないガラス撥水剤。近年はウォッシャー液タイプやウェットシートタイプ、濡れた窓に吹きかけるだけのエアゾールタイプなど手軽に使える様々なガラス撥水剤が販売されているが、耐久性・効き目という点に着目すると、やはり液剤を直接塗り込むタイプがおすすめだ。簡易施工の製品に比べると施工にひと手間かかるイメージのある塗り込みタイプだが、今回紹介する『CCI スマートビュー ONEシリーズ』は施工性に関しても改良が進み、塗った直後から乾燥を待たずに拭き取ることができる簡単な施工性ながら、従来品に比べ水流性能を大幅アップしているという。
『スマートビュー ONE 』シリーズとは?
まず、『CCI スマートビュー ONEシリーズ』は大きく2種類に分けることができる。ひとつはシリコーン系撥水剤を使用した『スマートビュー ONE』。ブルーのボトルが印象的で、75mlのレギュラーサイズと120mlの大容量サイズがラインアップしている。
もうひとつは“雨弾き効果6倍持続“の『スマートビュー ONE 耐久タイプ』。シルバーのボトルが特徴で、フッ素系撥水剤を使用しており通常品に比べワイパーの摩擦にも強く、持続性が大幅にアップしているという。今回これら製品の、施工する際のポイントを写真も交えつつ皆様にご紹介したい。
まず注目を集めるのはそのボトル形状。丸く、コロンとした形でかわいらしく、緑がかった鮮やかなブルーはシンプルなロゴデザインと相まっておしゃれな印象だ。本製品は塗り込みタイプであるが、施工性は従来の塗り込みタイプに比べるとムラになりにくく、扱いやすいのが特徴。特に塗り込み後乾燥を待たずに拭き取れるのでスピーディな施工が可能だ。
施工の手順だが、施工したいガラス面の砂・ホコリ・汚れをきれいに落とし、完全に乾かす。次に製品をよく振り、キャップを外してからフエルトを施工面のガラスに押し当て、フロントガラスだと半面に分け、ムラなく塗り込んでゆく。この際円を描くように塗るのではなく、同じ方向に滑らせるように塗り込んでいくとムラになりにくい。
次に液が乾く前に乾いた綿タオルで拭き上げてゆく。この際マイクロファイバークロスや濡れたタオルなどを使用するとムラや施工不良の原因となるので、必ず綿タオルを使用するようにしたい。
使用方法については中紙に記載があるのでよく読んでから施工するようにしたい。製品ボトルへは記載が無いものの、パッケージのブリスターパックはそのまま保管容器として使えるものなので、使用方法の書かれた中紙もあわせて保管しておくことをおすすめする。


シルバーのボトルの『スマートビュー ONE 耐久タイプ』についても施工方法は全く同じ。塗って拭くだけで抜群の撥水効果が得られるうえに、『スマートビュー ONE』に比べ効果が6倍持続するのが特徴。しかしもちろん、保管方法をはじめ、ワイパーの作動頻度や洗車の頻度などでも持続期間は左右される。
頻繁に洗車をするという人は『スマートビュー ONE 』をこまめに施工すると、常にフレッシュな撥水効果が期待できる。また、頻繁に洗車をするのが難しく、屋外保管などで耐久性を求める人は『スマートビュー ONE 耐久タイプ』を選ぶなど、好みや愛車の保管状況などでどちらを施工するか選ぶと良いだろう。『スマートビュー ONE』と『スマートビュー ONE 耐久タイプ』は好みや洗車頻度などで選ぶと良い
撥水の効いた車でドライブすると気持ちよいだけでなく、クリアな視界で安全運転にもつながるので、是非この機会にガラス撥水剤について見直してみてはいかがだろうか。
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