2024.2.2

洗車用洗剤を選ぶポイントは?種類や特徴と代用品で洗う際の注意点

大事な愛車をきれいに保つうえで欠かせない『洗車』。
洗車機やカーケア専門店で洗車をする方もいると思いますが、今回は手洗い洗車をする際に必要となる洗車用品のうち、汚れ落としに欠かせないのが『カーシャンプー(洗車用洗剤)』です。
様々な商品があるカーシャンプーは、商品によってアルカリ性・中性・酸性といった液性の違いや、対応する塗装色の違い、どのような汚れに効果的か、などさまざまです。
そんなカーシャンプーの選び方や注意点、洗車方法についてご紹介します。


目次

  1. 洗車に使うカーシャンプー(洗剤)を選ぶポイント
  2. 洗車に使うカーシャンプーの種類と特徴
  3. 洗車に使う洗剤の代用品はある?
  4. 愛車に合った洗剤で、正しい洗車をしましょう


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1.洗車に使うカーシャンプー(洗剤)を選ぶポイント

さまざまな種類があるカーシャンプーですが、選ぶうえでのポイントを紹介します。

洗車において、『愛車の状態に合って』『落としたい汚れを落とせる成分が入った』カーシャンプーで『汚れを浮かせて』『傷をつけずに』洗車することが大切です。
それぞれどのようなポイントに気を付けて選べばいいのでしょうか。

●泡立ちの良さや泡切れの良さから選ぶ

洗顔で泡が大事なのと同様に、洗車も泡が重要です。
泡はボディに付着した汚れを浮き上がらせ、その汚れを泡が包み込むことで汚れを落としやすくなります。
さらに、ボディとスポンジの間でクッションの役割をするので、ボディを傷つけにくくする効果もあります。
泡立ちのいいカーシャンプーを選ぶことはもちろんですが、よりきめ細かいクリーミーな泡にするために、カーシャンプーを入れたバケツに水を入れる際もシャワーで注いだり、スポンジも揉んで泡を立たせることでより良い泡になります。
また、泡切れが良いカーシャンプーであれば、水で流すときに洗剤が残りにくく、ワックスやコーティングの仕上がりが良くなりやすいです。

●車体の色に合わせて選ぶ

カーシャンプーには全塗装色対応の商品が多いですが、中には濃色車用や淡色車用などといった、ボディカラーに対応した商品もあります。
これはボディの色によって目立つ汚れや傷が違うため、それぞれのボディカラーに応じてコンパウンド(研磨剤)の量や粒子の大きさを変えているからです。
例えば、濃色車用やダークカラー用といったカーシャンプーはボディの傷に対応するコンパウンド、淡色車用やホワイト系のボディ色に対応したカーシャンプーは水垢に対応するコンパウンド、メタリック系用やシルバー系のボディ色に対応したカーシャンプーはその中間となっています。
こういった塗装色特有の目立つ汚れが気になったら、ボディカラーに合ったカーシャンプーを選ぶと良いでしょう。

●機能性から選ぶ

カーシャンプーには特定の汚れに強い商品や、コーティング施行車用の商品といった、洗浄以外の機能性を持ったものがあります。
屋外で駐車している場合、雨が降った後にミラーやドアノブの下に垂れた水の跡が残っているなど水垢が気になる場合は、水垢落とし用のシャンプー。
鉄道の線路付近や工場地帯に駐車・走行することが多い場合は、ボディ塗装面に細かい鉄粉が刺さっていることが多いので、鉄粉取り用のシャンプー。
ボディにコーティングを施工している車の場合は、コーティング施行車対応のカーシャンプー。
このように、ボディの状態や環境によって洗浄以外の機能を持った商品を選ぶとよいでしょう。
なお、水垢落とし用のシャンプーにはコンパウンドを含む商品もあり、その場合はコーティング施行車に使うとコーティングを取り除くこともありますので、商品の説明をしっかり確認しましょう。

●液性から選ぶ

カーシャンプーにも酸性・中性・アルカリ性といった液性があり、それぞれ特徴を持っています。
もっとも多いのが中性タイプのカーシャンプーで、中性タイプであればボディの塗装やコーティングに対しての攻撃性が低いので、塗装やコーティングへのダメージが少なくなります。
アルカリ性(弱アルカリ性)のカーシャンプーは有機物の汚れを分解することに長けていて、油汚れや虫の死骸、鳥の糞などを落とすのに効果的です。
酸性(弱酸性)のカーシャンプーは無機物の汚れを分解することに長けていて、水垢やイオンデポジット、ウロコ、黄砂、ブレーキダストなどを落とすのに効果的です。
 アルカリ性や酸性のカーシャンプーを使用した際は、残ったシャンプーが乾く際に強アルカリ性・強酸性となり、プラスチックパーツや金属パーツにダメージを与えてしまうため、しっかり水洗いでシャンプーを洗い流しましょう。

 

2.洗車に使うカーシャンプーの種類と特徴

カーシャンプーの種類について、そのカーシャンプーの特徴や得意な汚れ、注意点などを合わせて紹介します。

前項のカーシャンプーの選び方にて、カーシャンプーの種類や特徴も交えて選び方を紹介しました。
そんなカーシャンプーがそれぞれどのような特徴があるか深堀りしていきます。

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●淡色車用シャンプー

ホワイトやホワイトパールといった淡色系のボディカラーの車におすすめのカーシャンプーです。
水垢などの頑固な汚れが目立ちやすいボディカラーのため、洗浄力が高いのが特徴です。
商品によっては水垢を落とすためにコンパウンドが多く配合されており、その場合はコーティングやワックスの被膜をはがす効果があるのでご注意ください。

●濃色車用シャンプー

ブラックやガンメタリック、ダークブルーといったダークカラー系のボディカラーの車におすすめのカーシャンプーです。
商品によって、洗車後の艶感を出すためにワックス成分が入ったものや、ダークカラーのボディで目立ちやすい小傷を消すためにコンパウンドを含むものがあります。
コンパウンドを含む商品については、淡色車用よりコンパウンドの配合が少ないですが、コーティングやワックスの被膜をはがす可能性があるのでご注意ください。

●オールカラー用シャンプー

全塗装色に対応したカーシャンプーです。
色の指定がパッケージに書かれていないカーシャンプーのほとんどがオールカラー用シャンプーとなります。

●コーティング車用シャンプー

ボディにコーティングを施工している場合、汚れが付着しにくく、付着しても水洗いなどで流しやすくなっていますが、定期的に洗い流さないと汚れが取れにくくなるためカーシャンプーを使った洗車が必要になります。
その際に使用するのがコーティング施行車対応のカーシャンプーになります。
コーティング車用シャンプーには、コーティングをはがしてしまうコンパウンドが含まれていないことや、ダメージを減らすために泡立ちがいい商品が多いことが特徴です。
新車や中古車を購入した際にコーティングをオプションで購入した方や、カーケア専門店でコーティングを施工した方、ご自身でコーティングされている方は、コーティング車用のカーシャンプーをご使用ください。
商品によってはコーティングを修復する光があるものもあります。

●水垢落としシャンプー

雨が降るとミラーやドアノブ、ドアなどの隙間の汚れや油分が雨水と共に流れ、それが乾燥することで水垢汚れがボディに残ってしまいます。
こういった油分を含んだ水垢はすぐに洗車すれば軽くこすることで落とすことはできますが、長時間放置すると頑固な汚れになります。
そんな水垢汚れを落とすシャンプーが水垢落としシャンプーになります。
水垢落としシャンプーにはコンパウンドを含む商品が多く、水垢以外の頑固な汚れや古くなったワックス・コーティングも落とすことができるため、コーティングを施工する前の下地づくりにもおすすめです。
水垢落としシャンプーの多くは、希釈タイプではなくスポンジに直接シャンプーを含ませて使用するストレートタイプになっています。

●鉄粉取りシャンプー

空気中には細かい金属が浮遊しており、走行時や駐車時にボディに突き刺さるように付着します。
特に鉄道の線路の近くや工場地帯の付近では、より鉄粉が付着しやすくなります。
鉄粉がボディに残ることでボディ表面がザラつき、ボディの撥水性が落ちてしまいます。
そんな鉄粉を除去できるのが鉄粉取りシャンプーで、特殊な溶剤が鉄粉を溶かすことができます。
水垢落としシャンプー同様に、コーティングを施工する前の下地づくりにおすすめで、商品によっては水垢取りの効果を持つものもあります。

●ワックスインシャンプー

ワックスインシャンプーはカーシャンプーの中にワックス成分が入っているため、手間になる洗車後のワックスがけを洗車と同時に行えるカーシャンプーになります。
洗車と同時にワックスがけができるので、時短になることが特徴です。
注意点として、通常のワックスより効果が薄くなることと、通常のワックスほどではないが窓ガラスに付着したまま残ることで油膜となってしまうことがあります。

3.洗車に使う洗剤の代用品はある?

同じ洗剤なら家にある食器用洗剤で代用してもよいのでしょうか。

答えは、「可能な限り使用しない」です。
食器用洗剤は食事の油汚れを落とす効果があるため、ボディの油分を落とすのにも使用できると思う方もいると思いますが、逆に油分を落とす効果が強く、タイヤや窓ガラスのシール材といった劣化させないために油分を含ませている部品にダメージを与えてしまいます。
さっと洗い流す食器用洗剤では泡切れがよく、ほこりや砂をボディに残し、こすった時に傷をつけてしまうことがあります。
また、サビを防ぐための防腐剤が含まれていないため、サビを発生させる原因にもなります。

手元にカーシャンプーが無く、買いに行くこともできない状況で、どうしても食器用洗剤で洗車をしなければならない時は、以下の点に十分注意して使用してください。
・洗車前に水でしっかり砂やほこりを洗い流す
・原液のまま使わず希釈する
・洗剤を放置せずに、すぐに水ですすぐ


4.愛車に合った洗剤で、正しい洗車をしましょう 

ここまで、さまざまなカーシャンプーの選び方や種類を紹介してきました。
愛車のコンディションや落としたい汚れの種類に合わせて、より効果的なカーシャンプーを選んでみてはいかがでしょうか。
カーシャンプーを使用して洗車する際には、以下の点にお気を付けください。

①商品の注意書きをよく読み、正しく使用する

同じカーシャンプーでも商品によって使用方法が違うことがあります。
例として、水で希釈する必要がある濃縮タイプのもの、スポンジ等に直接含ませて使用するもの、窓ガラスやメッキパーツなどに使用してはいけないもの、洗浄成分や液性が強力で肌に直接触れるのを避けたほうがいいものなどがあります。

②スポンジやブラシなどで汚れをしっかり落とす

ボディにこびりついた頑固な汚れは、カーシャンプーの泡で浮かしきることができないため、スポンジやブラシを使って汚れを落とします。
その際はボディに傷がつかないように、力を入れすぎず、こまめにスポンジやブラシを水ですすぎながら使うようにしましょう。
カーシャンプー用のバケツとすすぎ用のバケツを分けることで、カーシャンプーに砂などの傷の原因になるものが混ざることを防ぐことができます。
また、洗い流す前に乾いてしまわないように、日中であれば日差しが当たらない場所や天気の時に洗車することや、走行後で暖まっているボンネット付近の水分の蒸発に気を付けてください。

③洗剤が残らないようにしっかり水で流す

洗剤の成分が残ってしまうことで、汚れやシミの原因になるだけでなく、塗装の劣化や金属部品の錆の原因にもなります。
ボディ表面だけでなく、ドアの隙間や給油口のふたの裏側の泡もしっかり流れているか確認しましょう。

④最後はしっかり拭き上げ

せっかくキレイにした愛車も、洗車の水が残ったままにすると、水に含まれる石灰質の成分がシミとして残ってしまいます。
洗車後は拭き上げ用の吸水タオルやマイクロファイバークロスなどで水分が残らないようにしっかり拭き上げましょう。

ぜひ、本記事を参考いただき、愛車に合ったこだわりのカーシャンプーを見つけて、愛車をピカピカに洗車しましょう!

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この記事を書いた人 MOBILA編集部

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