少し前はプロ用だった高機能ツールが一般にも普及
テクノロジーの発展と、デフレのおかげもあるのだろう。少し前まではプロにしか使われていなかったような洗車用の先進的なツール、高機能なツールが、一般向け洗車用品として発売され普及してきている。ここでは、手頃な価格で手に入るようになった価値の高い3つのツールをご紹介しよう。
水道からミネラル分を取り除く純水器と濃厚な泡を作り出すスプレー
まずは純水器『ピュアニッシュ・プラス』だ。洗車の際に、水滴はすぐに拭き取ったほうがいいといわれるが、その理由は、拭き取る前に乾燥すると、水滴に含まれるミネラル分がイオンデポジットなどと呼ばれる頑固なシミとしてボディに残ってしまうからだ。
このピュアニッシュ・プラスは水道水からそういったミネラル分を除去する装置。水道からノズルまでのあいだに装着する。これを通した水ですすぎを行えば、水道水からイオンデポジットのもとになるミネラル分を除去してくれる。洗車後の拭き上げが不要になるというスグレモノだ。
じっさい、拭き上げの工程というのはそれなりに時間も労力もかかる。ピュアニッシュ・プラスは、それなりに場所もとるし、接続にひと手間かかるが、それでも洗車の際の手間が減るメリットは大きい。特に洗車の頻度が高いオーナーには非常にありがたいツールだろう。
次はフォームスプレー『FORM R18』。カーシャンプーをきめ細かな泡状にして噴射するツールだ。バケツではまず作れない濃厚で繊細な泡で洗車ができる。
このFORM R18はリチウム電池を内蔵しているので、充電しておけばコードレスで使える。フォームスプレーは手動タイプも多いが、手動タイプの場合、ポンプを駆動するのはそれなりに体力を使うし、洗車の途中で再度加圧しないといけなくなることも多い。これは電動で、タンク内の圧を一定に保ってくれるので、楽に、途切れなく使うことができる。汚れ落としの効果もさることながら、ワンランク上の洗車を施しているという満足感は格別だ。




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リンサークリーナーを使えば布製シートの掃除も簡単
そしてみっつめのツールは、室内清掃用のリンサークリーナーだ。水を噴射し、洗浄ブラシで汚れをかき出し、汚れた水を吸い取ることができる装置だ。
ファブリック素材の内装部分やシートなどは、丸洗いできるものでもないので、なかなか清掃しにくいが、このツールはそういった部位の洗浄に最適だ。
アイリスオーヤマでは、コードレスタイプも100V電源タイプもラインアップしていて、100V電源タイプは水の噴射も電動でできる。コードレスタイプは水の噴射は手動で行うことになるが、よりコンパクトで手軽に使えるところが大きなメリットだ。
使いかたはいたって簡単だが、回収した汚水には意外なほど汚れが含まれている。これを見たら、定期的に清掃しておこうと思うだろう。
これらが2024年おススメの高機能ツールだ。この3つを使えば、より簡単に、より上質に愛車をキレイにできる。



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