2023.11.28

ヘッドライトの黄ばみ除去から艶消し&アースカラーのカスタムも思いのまま!【クルマいじり テクニカルガイド】ホルツ最新の技ありスプレーペイント

ひと足進んだ最新スプレーペイント勢揃い

 もっとも手軽に楽しめるカスタムのアイテムとして、スプレーペイントは様々なニーズを満たしてくれる存在。そんなスプレーペイントの新世代として、ホルツから豊富なニューアイテムがリリースされている。

 中でも注目はヘッドライト用として登場した『タフウレタンヘッドライト』。これまでヘッドライトの黄ばみ除去には、専用のケミカルやコーティングが主流とされていた。しかしコーティング剤はどうしても被膜が薄くなりがちで、時間とともに再び黄ばみが再発してしまう。そこで、より厚く強靭な被膜を形成するために開発されたのが本商品というわけだ。

ウレタンクリアでヘッドライトが復活

 もちろんヘッドライト専用として開発されたアイテムのため、素材となるポリカーボネートに合わせて溶剤を調合しているのは最大の特徴だ。さらに2液性のウレタン塗料のため耐候性も十分に確保。従来のヘッドライトコーティングと比べて大幅にクリアな仕上がりと、保護性能を確保しているのは最大の見どころだ。

 作業工程はホルツの別売りとなるサンドスポンジの400番を使用して古いコーティングや黄ばみを除去するのがスタート。続いて800番を使用して先ほどの作業でできたペーパー目を取り除く。仕上げとして1500番のサンドスポンジを使用して表面をならすまでが下地作りとなる。ここの段階では白くくもってしまっているが、ここからがタフウレタンヘッドライトの出番。周辺をしっかりとマスキングしたらクリアをスプレーすることで、キラキラのヘッドライトが蘇ってくる。通常のヘッドライトなら左右3回塗りを行うだけの十分な量となっているため、しっかりとしたクリア層を上乗せでき、DIYでも満足の仕上がりが期待できるのである。


Holts『タフウレタン ヘッドライト(実勢価格:3880円/税込)』は2液性のウレタン塗料。一気に厚塗りをするのではなく、薄く3回に分けて塗膜を厚くしていくのがキレイに仕上げるポイントだ。


蘇るツヤ&プチイメチェンの楽しみ!

 また、近年のカスタムペイントとして人気のキーワードとなるマット&アースカラーも充実のラインアップを補完。特に『タフウレタンペイント マットクリア』はその名の通り既存のパーツをマット化してくれる優れもの。メッキパーツに吹き付ければ、塗膜の厚みで燻し銀からシルバー調まで様々な色味を実現してくれる。また、艶消しペイントのため失敗しにくく、一般的なペイントと比べるとイメージ通りの仕上がりを実現できるのも見どころと言えるだろう。

 他にも全7色で展開する『アースカラーマットペイント』や、ペイントの密着率を高める『ミッチャクキング』など、アイデア次第でカスタムの幅が広がるアイテムも続々登場。DIY派必見のニュージェネレーションで、愛車を好みのスタイルにバージョンアップできるのだ。


Holts『タフウレタン マットクリア(実勢価格:2999円/税込)』も強靭な塗装被膜を形成してくれるウレタン塗料。硬化剤と反応させて使用するため1回使い切りとなっている。



塗り回数によって下地の色味やツヤ感が変化するため、好みの状態を見極めるため薄く塗り重ねる。メッキパーツに薄く塗ればいぶし銀に、厚く塗ればシルバー調にイメチェン可能だ。



Holts『アースカラー マットペイント(実勢価格:1680円/税込)』はトータル7色をラインアップ。ツヤ感のないアースカラーはワンポイントのアクセント付けにも有効に活用できるはずだ。

 


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この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

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