2023.10.6

快適性をしっかりと備えた「アバルト595」用のイチオシ車高調をご紹介!


国産車にはない個性的なキャラクターで、カスタムも人気のABARTH 595

 

総合チューニングパーツメーカーのBLITZ(ブリッツ)がリリースする車高調整式サスキット「DAMPER ZZ-R」が、アバルトオーナーの間でも装着する人が増えて好評を得ています。国産車を中心に500車種に迫るラインアップを誇るストリート向け車高調ですが、新たに追加されたのが話題の「ABARTH 595 COMPETIZIONE」用。

減衰力は前後とも32段階調整・全長調整機能付き・単筒式ダンパーといったハイスペックを備え、ワインディングロードやハイウェイ走行でも軽快なフットワークをもたらすだけではなく、アバルト用サスキットの開発にあたってはリアの乗り心地確保も重視しているのが特徴。リアには専用のバンプラバーを付属させることで、路面からの衝撃を吸収して、特有の不快な突き上げ感を抑制することに成功しています。

ABARTH 595用のキット内容 1台分の装着に必要なものは全て揃っている

 

気になるABARTH 595用の仕様は?

コイルスプリングのレートはフロント/リアとも5.0kgf/mmと、極端に硬くしていないのもポイント。ローダウンはフロント側が純正比0〜-60mm、リア側が-5〜-40mmと、かなりワイドな調整幅を持っています。

フロントサスペンションの装着状態。赤いシート部分はアルミ製で軽量化を実現。

リアサスペンションの装着状態。ショックとスプリングは別体式で、スプリング上部のアジャスターで車高を調整する。

アッパーマウントはフロントは純正を使用、リアは強化ゴム。減衰の調整はフロントはアッパーのダイヤル式、リアはシェルケースに内蔵された独自のダイヤルで、簡単に動かすことができます。
フロントはボンネットを開けて減衰力調整が可能。専用のゴムカバー付属し、普段は雨水の侵入なども防ぐ。

リアはショック上部にあるダイヤルで減衰力を調整。

また製品には、業界でも最長の3年または6万km保証が付くうえに、オーバーホールもカートリッジ先出しでの対応が可能とあって、長く付き合うことができそうなのも嬉しいポイント。
基本の車高ダウン量は、フロントが-14mm、リアが-26mmのメーカー基準値。美しいダウンフォルムとの好バランスが際立つセッティングです。
この記事の車両では、ホイールはENKEI「GTC02」(17×7.5・+35)に、タイヤはDUNLOP 「DIREZZA ZIII」(215/40R17)を組み合わせています。

ローダウンするだけでよりスタイリッシュな印象に

ENKEI製ホイールと、DUNLOP製スポーツタイヤの組み合わせでスポーティに仕上げる。

見た目だけではなく、操作性や乗り心地も変えられるのが車高調の魅力。

 

 試乗して感じたのは「街乗りの快適性」 

今回あらためてストリートで試乗させてもらいましたが、やはりDAMPER ZZ-Rの快適性は秀逸。
路面のギャップをいなしながら、ダンパーが伸縮して「しっかり仕事をしているな」というのが伝わってくるように感じます。
「街乗りでの快適性を重視したセットアップ」という、“フロント22段”・“リア12段”(数字が大きいほどソフト指向)で試乗しましたが、車高調サスキットが付いていることも忘れてしまうような乗り味。
むしろコンペティツィオーネ純正の「ピョコピョコ」したダンピングよりも扱いやすく感じてしまうほど。
コーナーでは4輪が踏ん張ってロールを抑え込んでくれるので、安心してステアリングを切り込んでいくことができます。

街乗りだけではなく、減衰力を調整すればミニサーキットでのスポーツ走行まで幅広く対応。

 「車高を下げたい」・「しっかり減衰力を高めたい」・「乗り心地は損ないたくない」という贅沢なアバルトユーザーにベストマッチする、おすすめのサスキットです!

Text・Photo協力:FesTrico

●商品のお問い合わせ先 株式会社ブリッツ URL:https://www.blitz.co.jp/TEL:0422-60-2277


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この記事を書いた人 株式会社ブリッツ

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