2023.10.17

アクセントラインでカラーコーディネート!【2023-24年 秋冬CarGoodsマーケット通信】スエード調生地で背面までフルカバーしたおしゃれなBRIDE

いちどカタログからなくなっていたモデルが現行シートをベースに復活

『レイムス』というのは、以前VIOSなどのスポーツシートに設定されていた、黒ベースのシートの一部にカラーが入り、背面がカバーされたモデルだった。シート自体がモデルチェンジして以来、カタログからなくなっていたが、現行のフルバケットシートであるジータⅣにふたたびその『レイムス』が設定された。

 あらたに発売されたZETA Ⅳ REIMS(ジータⅣレイムス)は、ショルダーサポートの部分にカラーが入るほか、バックレストのセンター部分と背面に2本のラインが入っている。そして背面まで表皮でカバーされている。

そのままで保安基準にも適合する高級感のあるシート

 ブリッドといえば国内ナンバーワンのスポーツシートメーカーだ。ずっとモータースポーツに関わってきた歴史があり、様々なカテゴリーの競技車両に採用されている。それだけに、ややスパルタンなイメージのシートが多いかもしれない。

 今回ジータⅣレイムスのベースとなったジータⅣも、サーキット走行を強く意識したモデルで、FIA認証ラベルがつきモータースポーツにも使えるスパルタンなフルバケットシートだ。しかし、ジータⅣレイムスのほうは、テイストが大きく異なり、その高性能をストリートメインで使いたい、ちょっと高級感のあるスポーツカーに装着したいというオーナーにピッタリのモデルだ。

 難燃性の高級スウェード調生地でバックシェルまですべてをカバーし、カラーPVCレザー生地を使ったアクセントラインが入る。スマートな縫製ラインとダブルステッチが、シートを上質でおしゃれに仕上げている。

 通常のジータⅣとは異なってFIA認証ラベルはないが、基本性能は同等だ。そして通常のジータⅣはバックシェルがむき出しのため、リヤシート付きのクルマに装着する場合はバックプロテクターを使わないと保安基準に適合しないが、このジータⅣレイムスはバックシェルがカバーされているので、このままで保安基準適合となる。

 また、ブリッドのシートレールにはサイドステーが長いものと短いものがあるが、ジータⅣレイムスは、マジックテープの開閉によってどちらにも装着できるようになっている。

 素材やデザインがおしゃれで高級感もあり、現代のスポーツカーにピッタリのモデルだ。


ブリッド『ZETA Ⅳ REIMS(価格:14万3000円/税込)』。ブラック&レッドのモデルはアクセントライン、ステッチと『Low MAX』のロゴがいずれもレッドになる。背面には2本のラインが入り、背面も生地でカバーされるので別売りのバックプロテクターは不要。 



ブラック&ブラックのモデルは、ブラックのアクセントラインに、グレーのステッチと『Low MAX』のロゴが入る。



ブラック&ブルーのモデルは、アクセントライン、ステッチと『Low MAX』のロゴがいずれもブルーになる。


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シートを汚れや水から守るスタイリッシュなカバー

 もうひとつユニークな新製品が登場した。シートガードエプロンだ。これは好評のカモフラージュ柄を採り入れたPVCレザー製のシートカバーだ。簡単に脱着できて、水や汚れ、キズからシートを守ってくれるので、レジャーやアウトドアのときなどにも最適だ。ブリッドのシートに使ってもいいし、純正のシートに使ってもいい。収納袋も付属して、使わないときはコンパクトに保管できるので、必要なときだけ装着するという使いかたもできる。

 カラーとしては、グリーン・カモフラージュとブルー・カモフラージュの2色がラインアップされる。どちらもシックかつおしゃれなデザインなので、さまざまなクルマにマッチするはずだ。


ブリッド『シートガードエプロン(価格:3850円/税込)』。写真はグリーン・カモフラージュ。 


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この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

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