外からの視線をシャットアウトしたいときもある
後席以降にはプライバシーガラスが装備されているクルマもあるが、前席は丸見えである。プライバシーガラスだって、まったく見えないわけでもない。
それでは車中泊のときは落ち着かないし、着替えのときは対策が必要だろう。そんなときには自動車用の後付けカーテンが便利だ。

8ピースのカーテンでクルマの窓を全周覆うことができる
ここで紹介するボンフォームの『プライバシーカーテン』は、全8枚で構成され、クルマの外からの視線を360度シャットアウトできるカーテンだ。フロントガラス用、前席サイド×2、後席サイド(前側)×2、後席サイド(後側)×2、リヤガラス用の8ピースで構成されている。ミニバン用と、軽・普通車・SUV用があり、ミニバン用は、軽・普通車・SUV用に対し、フロントガラス用とリヤガラス用が10cm長く、後席サイド(前側)が40cm、後席サイド(後側)が70cm長く設定されている。
大がかりな機構は使っていないが、フロントガラス用は、サンバイザーのステーに引っ掛けられるループ紐を備えているほか、両端は差し込み板を内装カバーの隙間に差し込んで装着できる。前席サイド、後席サイド(前後)、リヤガラス用は、おもに差し込み板を使って車両に固定するが、後席サイド(前側)は、ループ面ファスナーでアシストグリップから吊り下げられるようになっている。このループ面ファスナーは、位置の自由度も高いので、様々な車種に対応する。

汎用品だが、さまざまな車種にフィットし、使い勝手もいい
汎用品でシンプルなつくりではあるが、よくできていて、各カーテンはコードアジャスターを使ってたるみを調整でき、側面の面ファスナーでお互いを張り合わせることができる。そうすると意外なほどキレイに車両にフィットする。差し込み板は必ずしも理想的な場所に装着できるとはかぎらないが、このたるみ調整と面ファスナーでなんとかなってしまう。
8ピースにも分かれる各カーテンはぱっと見どこの部位なのかわからないが、部位が書かれたタグがあるので、それを見れば間違えることはない。慣れれば15分くらいで装着が可能だろう。
全周とりつければ、外から見られることはなくなるので、車内で安心して着替えられるし、車中泊のときに外からのぞかれる心配もない。また早朝の朝日のまぶしさで起こされることもないだろう。
レジャーの際、外からの視線が気になるような使いかたをしたい場面に最適だ。

ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT