2023.8.8

顔や首元を集中して冷やせる技アリ扇風機に注目!【お出掛け旅GOODS】ヘッドレストファン

クーラーが効くまでには相応の時間が掛かる

 いよいよ夏本番。夏休みやお盆とクルマで出掛ける機会も増えてくるが、気をつけたいのが熱中症のリスク。近年は暑い車内に取り残された子供が熱中症で緊急搬送されたというニュースもたびたび耳にする。炎天下に駐車していたクルマの車内は、まさに灼熱地獄さながら。夏場に4時間駐車したら、車内の温度は50℃前後まで上昇したというJAFのデータもあるほど。子供やお年寄りにとって危険といえるほどの暑さになるのだ。

 実際に、行楽地でさんざん遊んでいざ帰ろうと車内に乗り込んだら、熱気に包まれて汗が止らなくなった…なんてシーンもありがち。また複数のレジャー施設を回るときなど、ようやくエアコンが冷えたと思ったら、次の目的地に到着したというケースもあることだろう。ご存知の通り、クーラーを付けても車内が冷えるまでには、かなりの時間を要する。


車載用の扇風機もいろいろなタイプがリリースされている。ここでクローズアップするのはヘッドレストに取り付けられるタイプだ。


灼熱の車内空間をだからこそ扇風機が効く

 そこで紹介したいのがヘッドレストファン。クーラーが効くまで、顔や首元を中心に扇風機で冷やせば、身体の火照りを抑えることができる。特に首元には太いふたつの欠陥が通っている上に、皮膚が薄いため冷やしやすい。首を冷やすことで、冷えた血液が体内を循環し、涼しく感じられるというわけなのだ。

 つまり扇風機はクーラーが効くまでの補助アイテムとしてもかなりの効果が期待できるし、エアコンが苦手というひとにもオススメ。それほど暑くない日であれば、窓を全開にしたうえで扇風機を回せば、心地よい風も楽しめる。


たかが扇風機とは侮れない。風が当たるだけで十分な涼しさが感じられるし、空気を循環させることでクーラーの効きを早められる効果も期待できる。


扇風機の風で、首や顔を集中的にクールダウン

 EXEAブランドを展開する星光産業では、タイプが異なるふたつの車載用扇風機を用意する。ひとつめは、昔ながらの扇風機タイプとなる『ヘッドレストファン EE-111』。フレキシブルアームの先に小ぶりな扇風機をふたつ設置したこのアイテム。ファンの向きを自在に変更できるので、首元や顔をしっかり冷やすことが可能なのだ。しかも手元のスイッチで風力を3段調整することもできる。風力を強めればスポットクーラー的な使い方も可能。回転アームを搭載し、向きを変えれば後席用としても活用できる。


ヘッドレストに追加できる小型ツインファンタイプの扇風機。EXEA『ヘッドレストファンEE-111』(実勢価格:2948円前後/税込み)。首や顔を集中的に冷やしたいならこちらがオススメだ。


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自然に近い風を送り込むこともできるスティックタイプ

 もうひとつ、コンパクトでスタイリッシュな『ヘッドレストスティックファン EE-112』も用意。こちらもヘッドレストに取り付けられるタイプで、後席、前席ともに使用できる。従来品比で約1.5倍の風量となっており、より涼しさが実感できる。弱、中、強、リズムと4つの風量モードを備え、リズムモードでは自然風に近い送風となるため、小さい子供にも最適。家庭用エアコンなどでも使用されるクロスフローファンを内蔵しており、より均一な風が出るのも特徴だ。

 というわけで、異なるふたつの車載用扇風機。いずれも簡単に取り付けられるUSB電源タイプとなっており、12V車用のUSBソケットも付属する。クーラーと扇風機の併せ技で、真夏のレジャーを乗り切りたい。


コンパクトでスタイリッシュなスティックファンタイプEXEA『ヘッドレストスティックファンEE-112』(実勢価格:4378円前後/税込み)は、オシャレなデザイン。違和感なく取り付けられるのが魅力だ。

 


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この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

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