2023.6.23

「車高調」の基本をおさらい!乗り心地重視のおすすめ車高調もご紹介


ローダウンパーツとして人気の車高調の構造をおさらい&オススメをご紹介

 ローダウンパーツの人気ナンバーワンアイテムといえば「車高調」。以前は数十万円というキットもざらで、しかも乗り味はハードと一般的なパーツではなかった。しかし、最近ではリーズナブルな価格ながら、乗り心地を損ないにくい全長調整式の台頭、さらにはリフトアップ用のキットも登場し、注目度も爆上がり。

車高調の一番の特徴は〝車高調整式サスペンション〟という名前のとおり、車高を調整できること。ミリ単位で車高調整ができるので、思い通りのスタイリングに仕立てることが可能だ。しかも、全長調整式であれば、ショックのストロークを犠牲にせず車高を変えられるので、乗り心地の変化もしにくいといいことずくめ。人気なのも納得だ。

それともうひとつ。車高調には、乗り味を変えられるモデルが多数あること。ひとりでドライブ、家族でモールにショッピングなど、シチュエーションに合わせたセッティングをすれば、運転が楽しく、快適なものになる。

これらの機能を手にすることができるのが、車高調。ローダウンでもリフトアップでも、迷ったら「車高調」。これで間違いなし!オススメのBLITZ(ブリッツ)製車高調キット「DAMPER ZZ-R(ダンパーダブルゼットアール)」を元に、基本をおさらいしていこう。


車高調なら好みに車高が調整可能 

 〝車高調整式サスペンション〟と呼ばれているくらいだから、当然、車高の調整が機能の主役。段階的に調整するCリング式という車高調も存在するが、いまはミリ単位で調整できる全長調整式キットがスタンダード。ルックスと乗り心地を兼ね備えた絶妙な車高を狙うのだって朝飯前だ。


好みの車高に調整し、タイヤ・ホイールの交換をすることでさらなるドレスアップも可能。

減衰力調整機能を活用して乗り味も変えられる 

 〝減衰力調整が可能な車高調では、乗り味を硬めや柔らかめといった具合に変えることができる。ちなみに減衰力調整の段数は、決められた範囲内を分割した段数で、より細かな調整ができるということ。数字が大きいことは、減衰力の調整幅が広いわけではない。

DAMPER ZZ-Rの調整ダイヤルは主にショックアブソーバー上部に設けられているが、最近ではモーターを使って車内から調整できる電子制御式で、特許技術のフルオート制御も付いたDAMPER ZZ-R SpecDSC PLUS(スペックDSCプラス)というハイグレードタイプも人気だ。


車高調上部にあるダイヤルで調整可能。モーターによる電子制御式も人気だ。

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

全長調整式車高調の仕組み 

 BLITZが採用する全長調整式のメリットは、車高を変えてもショックのストローク量が変わらないこと。そのため乗り心地に影響が出にくい。一方でネジ式は、図のⒶの長さを変えて車高を調整。上げすぎ/下げすぎると、乗り心地にも影響が出てくる。


全長調整式のメリットの一つが車高(長さ)を変えても可動範囲が変わらないことだ

車高調の主要な部位とその機能 

 「アッパーマウント」:車重を受け止める取り付部。多くは強化ゴムに変更して剛性アップを実現。ピロボールやキャンバー角調整機能付きもある。


アッパーマウント「スプリング」:専用アッパーマウントが装備されているキットの多くは、直巻スプリングを採用。形状の違いから、純正スプリングのバネレートとは比較しにくい。


スプリング「ロアブラケット&ロックシート」:全長調整式において、車高を変える部分。ロックシートを緩めて、ショックを回転させて車高を調整。ネジ式は、この部分が一体型となる。


ロアブラケット&ロックシート「スプリングシート」:スプリング下の調整用シート。ネジ式ではここを調整するが、全長調整式の場合、基本的に調整することはない。ただし、プリロードをかけたいときなど、セッティングの方向性によって調整することはある。


スプリングシート「バンプラバー」:ショックが縮みきったときに底付きするのを防ぐためのゴム。車高調の場合、ストローク量に合わせた大きさの専用品が組み込まれている。


バンプラバー「車高調整アジャスター」:ミニバンやSUVなどの車種ではリアは別体式になっており、一番の利点は車室を広くできることだ。その場合、スプリング側に付属するアジャスターで車高を調整する。


車高調整アジャスター

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

今オススメの車高調は「DAMPER ZZ-R 

 日本の老舗チューニングパーツメーカー「BLITZ(ブリッツ)」が発売する「DAMPER ZZ-R」は、上記のようなスペックを全て持ち合わせた上で、国産車を中心とした豊富な対応車種、3年60,000kmという充実の保障制度、そしてハイスペックな製品ながら価格帯も抑えられており、注目度ナンバーワンの車高調キットだ。

さらにリフトアップやローダウン、サーキット走行まで対応するタイプなど車種に合わせて様々なモデルがある。ドレスアップと乗り心地の両立を考えている方は、ぜひ自分の車両にもラインアップがあるか探してみよう!



●商品のお問い合わせ先 株式会社ブリッツ URL:https://www.blitz.co.jp/ TEL:0422-60-2277

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

この記事を書いた人 株式会社ブリッツ

SHARE

FAVORITE