2023.12.17

年々ニーズが増す黒樹脂引き締めの術【実践プラスワンメニュー】未塗装樹脂ケアは効果と使いやすさが鍵

黒樹脂パーツの白ボケは劣化のサイン

 クルマをキレイに見せるためにはボディの汚れを落とすのは当然。そのため各社からはカーシャンプーをはじめとした、進化した様々な洗車用ケミカルがラインナップされ、用途や仕上げに応じた差別化が図られている。特に最近ではコーティング剤のバリエーションが豊富になり、塗装面ならツヤ感の表現や撥水状態の違いなど、ユーザーそれぞれの好みで選択肢が分かれているほどだ。また、塗装面だけでなくボディパーツとして使われる素材やフィニッシュに合わせた専用品も誕生し、細かい部分まで念入りに仕上げることも可能になっているのが現状だ。

 そんな細かい部分の仕上げに着目する中で、見逃せないのが黒樹脂パーツの白ボケ。黒樹脂パーツの多くは未塗装のため、紫外線が当たることで経年劣化して白ボケが起こってしまう。この白ボケはスタイリング全体で見たときにコントラストを弱めてしまうため、本来の自然な黒ツヤを蘇らせることはクルマ全体をリフレッシュする鍵にもなっているのだ。そんな白ボケ対策として高い効果が得られるのがサルピカの『リブラック』なのである。


SaruPika『Re:ブラック(価格:3980円/税込)』


スプレー式であらゆる形状で使いやすい

 使い方は簡単で、スプレーボトルのコーティング剤を付属のスポンジで塗り込むのみ。硬化被膜形成の浸透ガラスコートによって、本来の黒ツヤを蘇らせてくれるというわけ。自然なムラにならないように塗り広げたら、仕上げ拭き不要という作業性も手軽に試せるポイントだ。

 また、細かい隙間などに直接スプレーすることもできるため、対象の形状を選ばず作業できるのも魅力のひとつ。ディテールにまでこだわりたい人必見の、確実に満足できる効果を約束してくれるはずだ。ただし、洗車時のコーティング被膜が残っていたり油分が付着していると、効果は半減する恐れもある。そのため使用する前は汚れを落とすのはもちろん、油分の除去も行なっておくのがベストといえるだろう。

スプレーボトルをよく振ってから付属のスポンジにスプレーする。あまり多くスプレーしすぎると完全乾燥後もベタつくことがあるため、2〜3回スプレーして作業をはじめるのが基本。


素材を問わず黒樹脂パーツに対応!

 ひと言で黒樹脂パーツといっても、クルマに使われているパーツは樹脂素材だけではないこともある。そのため従来からある製品の中には、黒樹脂パーツと思って使用しても今ひとつ効果が得られないなんてこともあった。しかしリブラックは樹脂やゴム、プラスチックなど様々な素材に対応するため自然な黒ツヤを蘇らせてくれるため、あらゆるパーツに使用できるのも魅力。

 パーツ本来の黒さを蘇らせ、洗車後のボディを引き締めたいなら、この汎用性の高さは見逃せないはず。最新技術とコンセプトで進化したアイテムなら、確実に満足できる仕上がりを手に入れることができるというわけだ。


あらかじめ汚れや油分を除去した黒樹脂パーツに塗り込んでいく。ムラにならないように塗り広げたら完了。仕上げ拭きなどは不要なため24時間の完全硬化を待てばOKの手軽さ。 


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この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

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