散水用品も洗車に適したものを選ぶと効率が上がる
洗車においては、最初に砂やホコリを水で流す際、シャンプーのあとに泡を洗い流す際、あるいはバケツで洗剤を薄める際などに水を使う。クルマの各部を移動しながらさまざまな方向から流すという状況も起こる。
この場合、ただのホースよりも、さまざまな散水用品を活用したほうが扱いやすく、時短にもなる。
たとえば出しやすくてきれいに巻き取れるホースリールは準備も後片付けも楽だ。また、手元で開閉できるレバーなどがついていれば、いちいち水道栓までもどらなくてもいいので時短になるし、水の節約もしやすい。
さらに、洗う箇所や目的によって水量や水形が手元で変えられると便利な機能を備える散水ノズルもある。
散水用品は洗車専用というわけではなく、園芸や家庭の外回りの掃除などにも幅広く使えるだろう。使い勝手のいいものをチョイスして準備しておけば、さまざまな場面で役に立つはずだ。
規格があるのかどうかわからないのだが、国産の散水用品のワンタッチコネクターは、異なるメーカーのものでもたいてい接続できてしまう。それを前提にすると、散水システムというのはなかなか自由度が高いジャンルだといえる。好みのホースリールと、別のメーカーの散水ノズルでも組み合わせることができるのだ。

強い水流が出せるアイテム、水量を無段階調整できるアイテムもある
ここで紹介するのは、そんなホースリール1種とノズル3タイプだ。
まず『Gムーブ20D』は、散水ノズルとホースまで一式がセットになったガイドローラー付きホースリールだ。自動的にガイドがスライドするので、まんべんなくキレイに巻き取れる。
その後に紹介するノズル3種はより洗車用途にマッチする機能を持ったもの。『スーパージェットロングノズルⅡ』は従来の散水ノズルと比べて約1.5倍という高い水圧を実現して洗浄力に優れるうえに、角度が変えられたり、広角の噴射が可能だったりするなど、洗車にピッタリのアイテムだ。
『伸縮スーパージェットロングノズル』は、『スーパージェットロングノズルⅡ』をさらに長くして使うことができるアイテムで、背の高いミニバンのルーフ上などの洗浄も楽にできる。
そして『Gジェッター』は、まさに洗車のために開発された散水ノズル。水形と水量を無段階で簡単に調節でき、シャンプーがついた手でも握りやすい形状と材質を採用し、うっかり落としても壊れにくい頑丈さを誇る。

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GREEN LIFE『スーパージェットロングノズルⅡ(価格:3850円/税込)』。以前のモデルは水形を買えるのに先端のアタッチメントを交換する必要があったが、Ⅱになって先端を回すだけでできるようになった。

お気に入りのホースリールに、用途に応じたノズルを組み合わせてもいい
さて実際に使ってみた印象だが、『Gムーブ20D』は、ホースもさらさらで見た目もシック。巻き取り時にはガイドが自動的にスライドして、リールにまんべんなく巻き取れるのが嬉しい。また引き出すときには、ガイドをフリーにできるので、楽に引き出せる。セットになっているノズルは、無段階で水量を調整できるほか、さまざまな水形を選ぶことができて、洗車用にも便利だ。
『スーパージェットロングノズルⅡ』は、やはり強めの水流が魅力的。それもフラットな水形で出すことができるので、ボディ表面の泡や汚れを一方向に流していきたいときに便利だ。水量の調節はできないが、手もとでON/OFFの切り替えはできる。『伸縮スーパージェットロングノズル』は、ほぼ同じ機能だが、伸ばせば50cm以上長くなる。ミニバンなどの背が高いクルマのルーフを洗うときや、フロア下を洗うときに便利だ。
そして『Gジェッター』。こちらも無段階に水量の調整が可能。水形は円形しか選べないが、その拡散の広さは調節でき、絞ればストレート噴射になる。そして握りやすさやグリップ感にすぐれ、こだわりの洗車道具として所有する満足感を与えてくれそうだ。
これらのアイテムは、どれかひとつを選ばなければいけないものでもない。組み合わせたり、そのときどきで使い分けてもいい。
洗車に、自宅の外構の掃除に、園芸にと、ライフスタイルに合わせた散水システムを用意してみてはいかがだろうか。


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