2023.5.12

頑固なイオンデポジットを融解して美しいボディの輝きを取り戻す!コーティングの下地処理にも最適な『モンスター ステインリーパー』


ウォータースポットができる前にしっかり対策するのが肝心

 暖かかくなってきて洗車が楽しい季節になってきた。愛車の本格洗いに精を出しているユーザーも少なくないのではなかろうか。しかし「近頃、シャンプー洗車をしてもボディのくすみが取れない」「光沢感がなくぼやけている気がする…」と感じているひともいると思う。
その原因はイオンデポジットかもしれない。そう、ボディに残った水滴が蒸発して、ミネラル成分などがウロコ状に固着してしまっている状態だ。厄介なのは、そのまま放置すると塗膜を侵食して、陥没する恐れがあること。いわゆるウォータースポットとも呼ばれる状態だが、そうなるとコンパウンドでクリア面を削り取らないと直らないし、修復自体が困難なこともある。美しいボディの輝きをキープするために、イオンデポジットはできるだけ早急に対策するのが肝心なのだ。

コンパウンドに頼らずに頑固なウロコ汚れを退治する

 そこで紹介したいのがプロスタッフの『モンスター ステインリーパー』である。ボディに付着したウロコやイオンデポジットを、液剤の力で溶かして落とすこの専用クリーナー。コンパウンドのように削らずに除去できるので、塗膜にもやさしいし細部までしっかりと処理できる。実はプロユース用の下地処理剤も手がける同社が、一般ユーザー向けに使いやすくアレンジしたケミカルが、このステインリーパーなのだとか。


ボディのウロコや未塗装樹脂の汚れ落としに最適なノーコンパウンドタイプのイオンデポジット除去剤。『ProStaffモンスター ステインリーパー S206(実勢価格:1580円)』。全塗装色対応で、容量は100ml(普通車2~3台分)。

 


液剤を塗布して拭き取るだけ!驚きの溶解力で頑固汚れが落ちる

それでは使い方を紹介していこう。ワックスやコート剤を施工している場合は、液剤が弾かれてイオンデポジットを除去することができない。あらかじめ水アカ除去シャンプーなどでワックスやコートを落としておいてから作業すること。準備が整ったらいざ施工スタートだ。
とはいっても、使い方は至って簡単。付属のフェルトに液剤を適量付けて、ボディを軽くなでるように塗布していくだけ。強くこする必要はない。
タテ、ヨコに軽く塗布して約1分したら、あとはマイクロファイバークロスで拭き取るだけ。拍子抜けするほど簡単に、頑固なイオンデポジットが除去できてしまう。ウロコや白ボケがスッと落ちる。まさに驚きの溶解力だ。それゆえにパートごとに施工するのも肝心。広い面積を一気に処理しようとすると、ムラなどができる原因になりかねないので要注意だ。
ちなみにこのモンスター ステインリーパーは、バンパーやフェンダー、ドアミラーカバーやルーフ、グリルなどに使われることが多い未塗装樹脂の白ボケにも効果を発揮してくれる。施工後はくすんでいた樹脂が蘇り、本来の美しい黒光りが取り戻せた。


施工に必要なマイクロファイバークロスやペフ付きフェルト、手袋も標準で付属する。

 



モンスター ステインリーパーを軽く塗り込んで、すぐに吹き上げるだけで頑固なウロコ汚れが落とせる。

 


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ガラスコートやワックス前の下地作りにもフル活用できる

 ところで本格洗車の際は、ガラスコーティングを施工するひともいると思う。そんな時も活用したいのが、このステインリーパーだ。コーティングやワックスは下地が命。洗車のプロも下地処理に多くの時間を割く。コンパウンドでひたすら削り落とすのではなく、ケミカルでイオンデポジットなどを溶かしながら、コンパウンドを併用して効率よく作業を進めるのが一般的だ。そうすればボディにもやさしく、イオンデポジットを除去できるからである。
 モンスター ステインリーパーを使えば、そうした効率のいい下地作りが可能になる。頑固なウロコや白ボケを除去しておいてから、ガラスコーティングを施工すれば、ボディはいちだんと輝きを増す。撥水効果も高まるし、耐久性も高まる。ウロコの再固着もしっかりガードできるというわけだ。これを使うだけで仕上がりが断然によくなるとか。プロ顔負けの仕上がりを実現したいなら、ぜひお試しあれ!


こちらは施工前。よく見ると、小さい白い斑点のようなものが付着しているのが分かる。これが通常のシャンプー洗車では落とせないイオンデポジットだ。

 



施工後はイオンデポジットが除去され、本来の輝きが蘇った。あとはガラスコーティングやワックスを掛ければ、さらに美しい光沢が手に入る!

 



ステインリーパーは未塗装樹脂の白ボケ除去にも使用でき、樹脂本来の黒さを取り戻せる。劣化による白化は、さらに『ProStaff未塗装樹脂コート』を併用すれば、よりキレイに仕上がるとか。

 


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この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

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