2023.5.7

2023年の夏タイヤ&オールシーズンタイヤ選びで狙うべき銘柄や購入時に留意すべきポイントを指南

今後もタイヤの値上がりは続く!? 交換時期を迎えているなら待ったなし

 ウクライナ情勢やコロナ渦による物価高が家計を直撃している昨今。原材料費や生産に関わるエネルギー資源が高止まりしている影響を受け、タイヤも度重なる値上げを余儀なくされている。しかも最近の新型車はボディの大型化に伴いタイヤサイズが年々大きくなっており、18インチ、19インチも当たり前。あまりの値段の高さにがく然とするユーザーも決して少なくはない。

 しかしタイヤは買い控えできるものではない。経年劣化や摩耗が進むと安全性に大きな悪影響を及ぼす。いくら衝突安全装備が充実したクルマに乗っていても、ツルツルのタイヤを履いているのでは本末転倒。そろそろ交換時期を迎えるなら、値上げ前に新品に履き替えておくのが得策だろう。夏タイヤ商戦を迎える今がラストチャンスともいえる。

オンロードSUV車向けの静かで快適なタイヤに注目!

 そこで注目したい2023年の夏タイヤ市場の最新動向。トピックといえるのがSUV向けタイヤの充実だ。SUVといえば運転のしやすさや悪路も気にせず走れる走破性、沢山の荷物を積み込める積載力などが受け、今では軽クラスからフルサイズまで幅広くラインアップされている。

 そうしたニーズの高まりを受け、タイヤメーカーも続々とSUV向けの新作を投入。例えばオンロード向けとしてはブリヂストンの『ALENZA LX100』やダンロップの『GRANDTREK PT5』など、静粛性や快適性を重視したSUV専用モデルをリリースしてきている。


静粛性を重視したオンロードSUV専用設計。ブリヂストンの『ALENZA LX100』では快適性を極めるべくREGNOで培った最新の消音技術を注入。さらにSUVに合わせてサイドウォールを専用チューン。高速やカーブでのふらつきを抑制している。

 


SUVを日常使いしているひとに最適なオンロード向けSUV用タイヤが、ダンロップの『GRANDTREK PT5』。重心が高いSUV車特有のふらつきを抑え軽快なハンドリングを実現。トレッドの接地面積を見直しウェット性能を向上させているのも特徴だ。

 

武骨な見た目もカッコいい! オフロードタイヤの人気も上昇中

 さらに注目したいのは、キャンプ&アウトドア需要の高まりを受け、盛り上がりをみせるオフロードタイヤだ。トーヨータイヤのオープンカントリーや横浜ゴムのジオランダーなど、クロカン4駆向けのモデルが百花繚乱。道を選ばずに走れる走破性やワイルドな雰囲気を強調できるデザイン性で人気を呼んでいる。

 一口でオフロード用タイヤといっても種類は色々。悪路や雪道向けのマッドトレーン(M/T)や、幅広い路面に対応するオールテレーン(A/T)、オンロードでの静粛性や快適性にも配慮したハイウェイテレーン(H/T)など、様々なタイプがあり、ニーズに合ったモデルを選べるのも人気の所以だ。


オフロードでの高い走破性を備えつつ、オンロードでは快適性に走れるオールテレーンタイヤ『GEOLANDAR A/T G015』。アグレッシブなトレッドパターンは、タフなスタイルを演出するのにもぴったり。スノー性能も向上させている頼れるタイヤだ。

 


都心部のユーザーに人気!オールシーズンの選択肢が広がる

 また昨今では1年中履き替えずに使用できるオールシーズンタイヤも注目を集めている。スタッドレスと夏タイヤの中間的な位置づけとなる全天候型タイヤが、急な降雪にも慌てずにすむと都心部のユーザーを中心に人気を博しているのだ。

 昨今では国産ブランドを含む数多くのメーカーが市場に参入。オールシーズンを日本に初めて持ち込んだグッドイヤーは、静粛性や快適性にも配慮したプレミアムモデル『VECTOR 4SEASONS GEN-3/ GEN-3 SUV』を市場に投入するなど、さらに選択肢は広がってきている。

 スタッドレスから夏タイヤへの履き替え時期となるこのシーズン。スタッドレスの保管場所がない、タイヤ代を節約したいと考えている都心部のユーザーは、オールシーズンを選択肢に入れてみる価値は大いにありといえる。ただし氷上路面での走行には適さないので、その点だけはご注意を。


“プレミアムオールシーズン”という新たな価値を掲げるグッドイヤーの『VECTOR 4SEASONS GEN-3/ GEN-3 SUV』。雪上性能を向上させつつ、ドライ路面での静粛性を高めるなどワンランク上の快適性を実現した。ライフも従来品と比べて約30%向上。長く使用できる。

 

ミシュランの『CROSSCLIMATE 2』は、雪道でも不安なく走れる全天候型タイヤ。従来品と比べ、雪上ブレーキ性能は約7%向上。さらにウェットブレーキは6%、ドライブレーキは5%向上と、夏タイヤ性能も進化を遂げている。

 




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この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

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