「エールべべ」の『パパットR』の使用イメージ。チャイルドシートには安全基準が存在し、この9月から新たな基準である「R129」に完全移行される。当品は、それに適合した新製品だ。

カー用品を多彩に擁する「カーメイト」は、チャイルドシートブランド「エールべべ」も展開!
カーグッズを幅広く手掛けているカーメイトは、チャイルドシートブランド「エールべべ」も展開している。そこからこの3月に、新基準に適合した新たなモデル『パパットR』がリリースされた。

なお「エールべべ」は、1999年に誕生している。ちなみに、日本でチャイルドシートの着用が義務付けられたのは2000年の4月だ。同ブランドはチャイルドシートが必要不可欠なものとなる直前から活動を開始した、歴史あるブランドの1つだ。
で、同ブランドではチャイルドシートとジュニアシートを大きく3タイプ用意している。新生児からのチャイルドシート、1歳からのチャイルドシート&ジュニアシート、3歳からのジュニアシート、これらだ。ここで紹介するニューフェイス『パパットR』は、1歳からのチャイルドシート&ジュニアシートの新たなハイグレードモデルとなっている。
新基準「R129」では、 側面衝突への対応が新規に追加!
ちなみにチャイルドシートには、安全基準が設けられている。それに適合したものでないと新規販売(出荷)を行えない。なお現在は2つの基準が存在している。1つが「R44」でもう1つが「R129」だ。前者は2012年の7月から完全移行されたもので、後者は今年の9月より完全移行されることになっている。つまり今年の9月からは、「R129」に適合したものしか出荷できなくなる(個人での使用と販売店が在庫を売るのはOK)。
というわけでこの『パパットR』はまず、「R129」に適合していることが新しさのポイントだ。ちなみに「R129」では、側面衝突への対応が新規に追加されていて、当品にはそれを満たすために新技術が注入されている。
その新技術が盛り込まれている場所は、ヘッドクッションとヘッドレスト。これまではウレタン仕様だったところが、発泡材(PP)へと進化した。結果、衝撃吸収力の向上が果たされた。
その上で、汚れやすい箇所に除菌生地「Agピュア」も新採用されている。事故時のみならず普段使いにおいての安心感も、一層高められている。
新基準の完全移行が近づく今、市場には新作の投入が相次いでいる。当品はその中でも、独特な存在感を放つ注目作だ。

ところで「エールべべ」はこの3月より、国内初のチャイルドシートのサブスクを開始した。サービス名は『ベベ育』(読み方は、べべすく)だ。
チャイルドシートは使用期間が短くかつ高額なものも多いため、人から譲り受けるなどリユースされることが多い。結果、安全性が担保されない製品を使わざるを得なくなることもある。当サービスは、そのような不安の払拭を目指して開始されている。月額利用料は2800円。これからはチャイルドシートも、定額利用する時代に!?

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