足がむくみやすい状況にあるのはペダル操作で足を動かすドライバーより同乗者
同じ姿勢が続くことになる長距離ドライブ。もちろん、一番疲れるのはドライバーだが、同乗者も疲れている。心臓から遠い足は血流が滞りやすく、重力の影響で水分も溜まりやすい。ペダル操作で常に足を動かしているドライバーよりも、長時間同じ姿勢のまま座っている同乗者の方が、むくみやすい状況にあると言える。最悪の場合、エコノミー症候群を発症…という可能性もない話しではない。そこまでの症状が出ないとしても、疲労が溜まった状態では、レジャー先で楽しめないだろう。
フットレストを使って、足を載せたり降ろすことで姿勢を小まめに変えれば、そのリスクを軽減できる。足を投げ出した姿勢より、フットレストで足元や姿勢を安定させられれば疲れにくくもなる。
また、小さな子どもの場合、足がフロアに着地しない。足が浮いた状態では踏ん張ることができず、その不安定さから疲れてしまいがちだ。
前席に比べてフットスペースに余裕がある後席用では、フロアを高くできるさまざまなアイテムが用意されている。たとえば、Cretomの『普通車用 スペースクッション CFD-1』(実勢価格:2436円)は、後席のフットスペースに使うエアータイプのクッション。シートに深く座ると足がぶらぶらしてしまう子どもは足が伸ばせて、大人もあぐらをかいたり、休憩時や仮眠するときにも楽な姿勢になれる。左右が別体となっているので、足を伸ばしたい子どもとフロアに足を着地させて座りたい大人が、一緒に座ることも可能だ。

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