2023.4.23

安全かつ快適にクルマで寝る!【スポットハウツー】車中泊に欠かせいない心得と基本装備

車中泊の場所選びは事前に調べる。周囲への迷惑行為はもちろん禁止

 宿泊代が不要で、チェックイン&アウトの時間に縛られることもない車中泊。道路が空いている深夜に出発して目的地近くで車中泊すれば、翌朝から1日を有効に使うことができる。旅費を節約して自由に気ままな旅を楽しめることこそ、車中泊が人気の理由だ。

 しかし、車中泊を快適に過ごすには、それなりの心構えがいる。まず、どこで車中泊するか。一般的にはオートキャンプ場、高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、道の駅となるだろう。だが、SAやPA、道の駅の駐車場はあくまでもクルマを一時的に停める場所であり、車中泊のために無料で開放されているわけではない。とはいえ、ドライブでの疲労、眠気をとるための休憩施設であるため、ルールが明確ではないというのが実情で、もちろん車中泊を禁止しているところもある。禁止されていない場所であっても、施設の駐車場でテーブルやイスを設置したり、停車中のアイドリングも含めて迷惑行為はNG。マナーの悪さが「車中泊禁止」につながると心得たい。

 また、車中泊での快眠に用意しておきたいものがある。まず必須となるのが、外からの視線を遮るカーテンやサンシェードなどの目隠し。車内が丸見えでは落ち着かないし、朝日が昇るとまぶしくて寝ていられない。寝具としては、寝床としてフラットマットを用意したいところ。シートアレンジでフルフラットになるとしても、凹凸があるようでは寝心地が良いとはいえない。

 そして、季節に応じた対策も必要。停車中はアイドリング禁止、つまりエアコンを使えない。夏に窓を開けておく場合は網戸が欠かせないし、冬には寝袋や湯たんぽを用意しておくといい。あとは実際に車中泊を経験していくことで、何が必要か、何があると便利か気づいていくはず。その用品選びも、車中泊の楽しみだ。


車中泊装備として、絶対に欠かせないのが目隠し。できるだけすき間ができないシェードを選ぶといい。なかには断熱効果を備えたものもあり、冬に重宝する。

 


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この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

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