2023.7.18

眩しい日差しを遮りつつ、メッシュ構造で景色も楽しめる!【目利き百選】023(サイドシェード)

後部座席の熱対策にコンパクトな日よけが効く!

 運転中に窓ガラス越しに浴びる直射日光は、車内の温度を上昇させる一因。冬場であっても日差しがきついと暖房の調整が思い通りにならないなんてこともあり得るほどだ。

 最近のクルマでは紫外線や熱の原因となる赤外線をカットする高機能ガラスが標準装備されているものもあるが、それでも太陽光による熱を感じることも多く、さらに眩しさといった根本原因は解決に至ってはいないとも言える。いまだドライブ中に頭を悩ませる原因のひとつだ。

 そこで必要になるのが日差しを遮るサイドサンシェードだ。とはいっても、運転中に運転席や助手席で使用するのは道路交通法違反になってしまう。しかしリヤシートならサンシェードを使用していても違反にはならないため、後席に座る同乗者の快適性を担保するアイテムとしては必携なのである。

 このサンシェードの特徴はガラス全面を覆うわけではないため、暗くなりすぎず必要な部分ピンポイントで日陰を作ることができること。吸盤2点で窓ガラスに固定するため自由自在に角度調整ができ、クルマの向きによって変わる日差しの方向にも簡単に対応できるのもポイントだ。

 また、日差しを遮る黒いナイロン生地だけでなく、スライドさせればメッシュ生地も活用できるため、日差しを和らげつつ外の景色を眺められる優れモノ。折りたたんでコンパクトに収納できるため、ドライブのお供として常備しておけば、季節を問わず後部座席が快適なポジションに早変わりする。


サーモグラフィで確認すると日差しをカットしている部分が熱を帯びているのがわかるだろう。クレトム・サイドサンシェード(価格:1540円/税込)なら、ガラス全面は覆えないため熱対策としては十分とは言い切れないが遮光効果は十分。

 


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この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

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