効率的な洗車をサポートする水滴除去のテクニックとは?
洗車後ボディに残った水滴はクロスで拭き取るのが定番。しかし隅々まで完璧に洗車を完了しても、いくら拭いても後から水滴が垂れてしまっている。特にドアを開閉した時にドアノブなどの隙間から流れ落ちる水滴や、フューエルリッドからの雫を許せないという人も少なくはないだろう。せっかくキレイにしたのに水滴が垂れてしまっていると、なんだか不完全な仕上がりに感じてしまうため何度もなんども拭き取り続ける。そんな経験は完璧を目指した時に誰にでも1度はあるはずだ。そのメカニズムは、拭き取りクロスが入り込めない隙間に溜まった水が、振動で流れ落ちてくるという極簡単なこととはわかっているが、この水を取り除くのは一筋縄ではいかないのだ。
コードレスで屋外使用で役立つブロワー3アイテムをチェック
そこであると便利なアイテムがブロワー。ガーデニングやホームケア用品として各社からリリースされるこのブロワーは、実は洗車でも大活躍してくれるのである。
代表的なところでは、『ケルヒャー・LBL2ブロア バッテリーセット』、『ミルウォーキー・M12コンパクトブロワー』、『ハイコーキ・18V コードレスブロワ』といった電動ツールメーカーからのアイテムがあり、機能性はもちろん信頼性に関しても安心して使えるスペックを備えている。
例えば『ケルヒャー・LBL2ブロア バッテリーセット』は最大風速210km/hを発生させるパワフルモデルで2.5Ahバッテリーを利用すれば22分、5.0Ahバッテリーを使用すれば44分の連続使用が可能。

『ミルウォーキー・M12コンパクトブロワー』は、3モデル中最も風量が強いが反面、連続使用時間は15分程度に限られる。『ハイコーキ・18V コードレスブロワ』は装着バッテリーが18Vのほか14.4Vも選択できるなど、選択肢の幅が与えられているのが特徴。また、風量調整が弱、中、強の3段階のほか、無段階調整可能なトリガースイッチも完備するとともに、連続作業時にはオンロックボタンで連続送風を利用できるなど使い勝手のよさが目を引く。これらにはバッテリーが付属するもの、別売りのモデルもあるため、購入時には注意することもお忘れなく。 また電動工具はバッテリーを共用することができるため、今後の購入予定なども合わせてメーカーやバッテリーサイズを考えるとコスパがアップするはずだ。


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パワフルな性能を使いこなすには慣れも必要!?
とはいっても基本的には洗車に特化したグッズではないため、各社ともボディは若干大きめ。そのため細かい隙間を狙う場合は使い慣れる必要もある。もちろん付属するノズルはソフトなABSやゴム素材などを使用するため、軽くボディに当たった程度では傷が付く心配はないのでご安心を。慣れてしまえば風向調整はもちろん風量を操作することで、ボディパネルの水滴からドアノブの隙間やボディパネルの継ぎ目などの細かい部分まで、くまなく&ピンポイントで水滴を完全除去できるようになるだろう。また、バッテリー駆動式のため屋外の作業でも使い勝手がよく、隙間だけでなくボディ全体の水滴除去にも活躍してくれるはずだ。
洗車からホームケアまで色んなシチュエーションであると便利
もちろん洗車だけでなく本来の利用目的でもあるホームケアにも活用するのも忘れてはいけない。バッテリーサイズによっては連続使用時間が変わるのはもちろん、風量なども機種ごとにそれぞれ違いがある。こうしたスペックを読み取りつつ、最適なアイテムを見つけ出せば、より幅広いシチュエーションでの満足度が格段にアップすること間違いなしだ。
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