ミラーリングを行いたいなら、方法は2つ。1つは対応機への換装!
車内でもスマホ動画アプリを楽しみたいと考えるドライバーが増えている。それが可能となれば、車内で視聴できる映像系コンテンツが一気に増える。ここでは、それを実現可能とする注目アイテムを紹介していく。車内エンタメの充実に興味があれば、要熟読!
今や、スマホがあればYouTubeやストリーミング動画をさまざま観られる。ならばそれらを車内でも満喫したい、そう考えるのが人情だ。ちなみにドライバーが運転中にナビ画面を注視することは法律で禁じられているが、同乗者が楽しむ分にはなんら問題はない。
で、車内でスマホの動画アプリを楽しむもっともスタンダードな方法はズバリ、ミラーリングだ。これを実行すれば、スマホの画面をそのまま車載機のディスプレイに映し出せて音声はカースピーカーから聴ける。
なおそれを行うには基本的に、愛用のメインユニットにHDMI入力端子が備わっている必要がある。しかし愛機にそれがなかったらどうすればいいのかというと、方法は2つある。
1つは、HDMI入力端子の装備があるメインユニットへの交換だ。なお昨今はさまざまなメインユニットにそれが装備されているが、1機種、動画再生力にこだわった注目機がある。それがここで紹介する青木製作所の『スマホランチャー』だ。当機は動画再生力が図抜けて高い。
なおメインユニットを交換しづらいケースもある。そうであったらHDMI変換アダプターが頼りになる。これが2つ目の方法だ。そしてこちらでお薦めなのは、データシステムのキットだ。
『スマホランチャー AMEX-SL02』なら無線でも有線でもミラーリングを実行可能!
では、お薦め製品の利点を詳しく説明していこう。まずは青木製作所の『スマホランチャー AMEX-SL02』から。
当機はディスプレイオーディオだが、先述したとおり動画再生力が長けている。有線でも無線でもミラーリングを行えるのだ。そしてさらには本体内にアプリを格納できるので、スマホと連携せずとも動画再生を行える(Wi-Fi環境は必要)。
なお当機は、同社の『スマホランチャー』の最新作で、画面サイズは9V型。しかもフローティング構造が採用されていて本体は1DINサイズなので多くの車種に搭載可能だ。そしてさらには価格が手頃だ。ミラーリングが可能な9V型のディスプレイオーディオの中で、価格面でも頭1つ抜けた存在だ。
次いで、データシステムのキットを紹介していこう。まずは『HDMI変換アダプター HDA433-A』から。当品はつまり、スマホのデジタル出力をアナログ信号に変換できるアイテムだ。なのでこれを用いれば、アナログの映像・音声入力端子が備わっているメインユニットで、変換したアナログ信号を入力してミラーリングを行える。


トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車なら
『ビデオ入力キット』を使えば問題解決!
ところで、トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車では、別なアイテムも必要となる。というのもトヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車には、HDMI端子はおろかアナログの外部入力端子も備わっていない。しかしデータシステムの『ビデオ入力キット VIK-T72』を用いれば外部入力端子を増設できる。そしてその上で、『HDMI変換アダプター HDA433-A』を使えば、ミラーリングが可能となる。
今や、同乗者がドライブ中に楽しめる映像コンテンツが地デジとDVDだけでは物足りない。YouTubeやその他のストリーミング系アプリが車内でも観られるようになれば、カーエンタメは際立って充実する。
もしも愛用のメインユニットが古いがゆえにミラーリングを行えないというのなら、青木製作所の『スマホランチャー』にご注目を。また愛用のメインユニットがまだ新しく交換したくない場合や交換がしづらい車種では、データシステムのキットの使用が吉と出る。ぜひご記憶を。
