2023.9.7

限られたスペースを有効的に活用する新たなスタイル 〜2022-23・旬のキーワード「モバイル収納」〜

時代の流れで積載物も変化!それに併せて収納スタイルも進化している

 限られたスペースしかないクルマの収納容量を増やしたり、より効率的に収納できるアイテムは、これまでにも数多く登場してきた。容量を増やすならルーフキャリアやルーフボックス、車内の荷物を効率よく収納できるコンテナボックスやケース、トランクルームや座席へ確実に固定できるバッグなどが挙げられるが、時代の流れとともに大きく変化していることに気づくはず。たとえば20年以上前のルーフボックスは、2mを超えるスキー板が納められるサイズが求められていたが、今やスノボとショートスキーの時代。ルーフボックスはサイズも形状も大きく様変わりしているのだ。またキャンプの必須アイテムもランタンがLEDになったり、ポータブル電源が加わるなど、収納するアイテムも激変。それに合わせたコンテナボックスやケース、バッグなどが登場しているのが現在の状況といえよう。
 しかしながら、今も昔も目指していることは変わらない。サイズの共通化や車内での固定スタイルなど、各商品の特徴は様々だが、より効率的に収納して、スムーズに荷物が取り出せるよう整理整頓できることが求められているのだ。

簡単に外せて持ち運べるルーフボックスは現代の住宅事情を考慮

 INNO『ギアキャリー160』は、『クイックベース60』との組み合わせにより、ルーフキャリアへの着脱が簡単にでき、さらにタイヤが装着されているので運ぶことも簡単なルーフボックスだ。車内に積みきれない荷物があるときにとても重宝するルーフボックスだが、装着時には車高が一気に高くなり、普段止めている駐車場が使えなくなったり洗車が面倒など、マイナス面も多々あった。そんな悩みを一挙に解決するアイテムなのである。
 サイズや形状は少し大きめのスーツケースといった感じで、サイドハンドルおよび折りたたみ式のキャリーハンドルを装備。また、大きめのタイヤが2個装着されており、舗装路では静粛性を重視、不整地や砂利道では走破性を高めるなど、タイヤにもこだわっているのだ。これにより自宅で荷物を詰め込み駐車場へ移動、目的地に到着したら駐車場からキャンプエリアへの移動も楽々行えるというわけ。マンション住まいや立体駐車場利用者には、特にお勧めのキャリーアイテムといえよう。


INNO『ギアキャリー160 BRL160MBK(価格:7万1500円/税込)』、『クイックベース60(価格:2万7500円/税込)』との組み合わせにより、ルーフキャリアへの着脱が簡単に行えて、さらに2個の大径タイヤを装備。持ち運びや移動も簡単なルーフボックス。

 

ISOFIX金具を有効活用する車内に確実に固定できるショッピングバック

 カーメイトの『ショッピングバック DZ545/DZ546』は、チャイルドシート装着用に装備された座席のISOFIX金具に取り付けられるフックを装備。確実に固定できる車載用ショッピングバッグなのだ。いわゆるコンビニ袋の有料化に伴い、普及率が急速に伸びているショッピングバッグ。クルマで買い物に出掛けた際、よりスマートに買い物ができ、荷物を確実に固定できるので安全性もアップ。多くのユーザーが待ち望んでいたバッグと言えるだろう。


Carmate『ショッピングバッグ DZ545/DZ546(実勢価格:各2420円前後/税込)』。チャイルドシートなどの固定に使用されるISOFIX金具に取り付けられるフックが備わっており、確実に固定できる車載用ショッピングバッグ。カラーはネイビーとオリーブの2色。

 

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簡単設置で床面に固定できる車載用ユニバーサルバスケット

 山道や峠道をクルマで移動中、トランクルームに置かれているボックスやバッグなどが右に左に動いてしまって荷物が散乱。そんな状況を防いでくれるのが、ABAの車載用ユニバーサルバスケット『Rati basket』。21リットルの大容量バスケットを車内の床面に固定できる専用ホルダーが付属しており、移動中に荷物が散乱することを防いでくれるのだ。ちなみに素材は92.3%再生可能なリサイクルプラスチックを使用し、環境にも優しい。


ABA『Rati basket(価格:5940円/税込)』。フラットな床面に専用ホルダーを設置。その上にバスケットを置けば自重で確実に固定される21リットルの大容量バスケット。サイズは縦292mm×横438mm×高さ200mm。

 



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この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

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