スタイリッシュな保護用グッズが増えてきた
クルマの種類にもさまざまなジャンルがあるように、愛車の使いかたはひとそれぞれ。街中でフットワーク軽く移動したいひともいれば、アウトドアでガンガン使いたいひともいるだろう。
とはいえ、どんな使いかたをするにしても、できればクルマにキズや汚れをつけたくないのは誰でも共通のはず。
街中でクルマに乗ると、どうしても狭いスペースに駐車をすることが多くなり、ドアの角や縁をぶつけてしまいやすくなる。いっぽうアウトドアレジャーなどでクルマを使うと、どうしてもシートやフロアは汚れやすくなる。そういったキズや汚れを避けたかったら、以前ならファッション性とは縁遠い無粋なプロテクターやマットなどを使うしかなかった。
しかし、コロナ禍によってレジャーのスタイルも変わった。アウトドアでヘビーデューティーなアクティビティを楽しむのが流行したせいか、あるいは少し前からのSUV の流行の影響か、クルマを守ってくれるアイテムにも、ちょっと無骨ながらタフさを演出するスタイリッシュなグッズが出てきて人気を博しているのだ。
あえて無骨に見せる外装保護パーツ
まず最初に紹介するセイワのマグネットドアエッジガードは、ドアの角に装着することで、縁石などに軽くぶつけてもドアを傷つけないアイテム。角ばってボリュームのあるデザインになっているが、そこが頼もしい。プロテクター用のパーツではあるが、カーボン調でドレスアップにもなる。マグネットで簡単に脱着できるのもうれしい。
カーメイトのドアガード・クロスは、開閉時にぶつけてしまいやすいドア中央部などに使えるプロテクター。樹脂製だがあえて無骨なデザインにすることで、独特のタフさを演出し、特にSUVやRVに似合う。こちらは両面テープで装着する。あるていど柔軟性があるので、ドアパネルの曲面にも貼りやすい。


タフなグッズなら水や汚れにも強い
内装の汚れをふせぐアイテムでいうと、ボンフォームのクロスギアシリーズはSUVなどにマッチするアウトドアテイストのシリーズだ。防水でキズにも強い素材を使用したフロント用シートカバーや、ペダルなどの形状に合わせてカットできる防水のカーマット、汚れものや濡れたものを置くのに最適な防水のマルチトレイ、握りやすいラバーグリップを採用した抗菌防臭加工済みのハンドルカバーをラインアップする。
TOMBOYのオフロードシリーズは、防水仕様で抗菌、消臭機能も備えているシートカバーと、グリップ部分に滑りにくいEVAを使い、レザー部分は抗菌防臭仕様になっているハンドルカバー、フロアマットがラインアップされている。汚れや水をシートに染み込ませず、丸洗いできるカーマットやマルチトレイが水や泥汚れをキャッチしてくれる。
いずれもあえて無骨なデザインで、アウトドアビークル的なタフさを演出できる。ファッション的にも注目のアイテムだ。


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