2023.7.19

陸っぱりルアーシーバス釣行で本命バラシもキビレ2枚をキャッチ【大阪湾】

この日の最大の失敗は、ヘッドライトを忘れたこと……そして、よく見ると、実はポケットの中と、リュックの底に入っていたことだ。家に帰ってからそれに気付いてから、ドッと疲れたが、まあ魚は釣れた。大阪湾奥LTシーバス。本命は惜しくもバラシたが、キビレ2枚を仕留めた釣行をレポートしたい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

陸っぱりルアーシーバス釣行で本命バラシもキビレ2枚をキャッチ【大阪湾】

当日の状況

6月24日、小潮。夕刻にエントリー。今年は5月くらいから、ずいぶんと陽が長い気がする。19時半に着いても水面はまだ視認が利いた。曇り空には切った爪のような三日月。あまりいい潮ではないが、それなりに潮位はある。

メバリングタックル流用、PEライン0.3号で、まずはバイブレーションからスタートした。ボトムをとって早巻き。食ってきても良さそうだが、来ない。

陸っぱりルアーシーバス釣行で本命バラシもキビレ2枚をキャッチ【大阪湾】使用したバイブレーション(提供:TSURINEWSライター井上海生)

冒頭に書いたとおり、ヘッドライトを忘れてしまっていたので、暗くなると不安と憂鬱が押し寄せてくる。この時間に釣ってしまいたかった。しかし、ここで微妙な助け、というべきか、なんとゴムのベルトから外れた、ジャンクのヘッドライトが再度漁っていたリュックから偶然見つかった!こいつを上っぱりの胸ポケットに入れて、ささやかなともしびとする。

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

ベイトフィッシュ大量発生

時合いと呼べる時間にはヒットならず。まあ、この時期のシーバスはまだ暗くなって多少バチでもわいてくれた方が釣りやすいので、心を切り替える。

と、海面が、小雨でもぱらついてきたのかというほどポツポツと鳴り始めた。手のひらをかざしても濡れない。胸ポケットのライトを取り出して照らすと、無数の小魚の群れ。きちんと確認できなかったが、おそらくハク(ボラの仔)だろう。

こいつに手持ちのメバルルアーが対応してくれるだろうか?

メバルらしきアタリからキビレ二枚

シーバス狙いのキワ打ちを続ける。徹底的にキワ。ケーソンの継ぎ目を重点的に打つ。すると、一度バコンとアタリがきた。ノらない。そのあとも「ああ……」というような、シーバスが来るのにハリがかりしないアタリがちょこちょこ来る。

ノーフィッシュ・タイムが一時間続いたくらいだろうか、真っ暗闇の中で、何かがピピピと表層打ちのプラグにアタリ始めた。おそらく、もはや数少なくなった梅雨メバルの釣れ残りだろう。しかしノセきれないな、と思っていたら、ついにヒットしたのはキビレだった。

陸っぱりルアーシーバス釣行で本命バラシもキビレ2枚をキャッチ【大阪湾】キビレ一枚(提供:TSURINEWSライター井上海生)

小キビレ。なるほどね。道理で、というべきか、おちょぼ口の君たちではルアーってハリがかりさせにくいもんね。続けてもう一枚キビレが登場。

陸っぱりルアーシーバス釣行で本命バラシもキビレ2枚をキャッチ【大阪湾】キビレをもうひとつ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

バラシと残念ロスト

まだまだ。夜が深くなって少し潮が動いてきたせいか、魚の活性が上がってきた。この釣果に満足するわけにはいかない。ときどきオープンも探るが、プラグの大きさ的に(60mmくらいのサイズを中心に使用)アピールが効かないのか反応なし。

キワ打ち徹底。するとボコンとでかいヒット。頭を叩かないので、こいつはシーバス!まあ60cmくらいだろうか。落ち着いてやりとりしたが、タモ入れ時に、ああ、ヘッドライトがないので水面が見えない!!胸ポケットのライトを取り出して、口にくわえて水面を照らして浮いた姿を確かめようとした瞬間フックアウト。痛恨。

さらにマヌケもした。なかなか良いサイズの本チヌがヒット。こいつはルアーをひったくったとき姿が見えた。しかし水面に上げて抜き上げようとすると、まあ1mくらいの足場だしギリいけるだろうと思っていたラインがブレイク。久々のルアーロストとなった……。

ブリームゲーム始動ワームに食わない?

終始、ヘッドライト忘れが響いた辛い夜だった(実際はポケットとリュックの中にあったのだが、釣り場では見つけられなかった。俺のアホ)。ルアーロストというリアルな損失も出てしまい、ちょいショゲる。

陸っぱりルアーシーバス釣行で本命バラシもキビレ2枚をキャッチ【大阪湾】あまりに重要なヘッドライト(提供:TSURINEWSライター井上海生)

だがシーバスと入れ替わるようにチヌが出始めたのは、今回の収穫といえる。水温およそ21℃でスタートとなった。しかも、悪い潮で!これはライトブリームを好む筆者としては嬉しい。けれどそのわりにはこの一回に関して、ワームに食わないのが不思議ではあった。おそらくこうだろうという想定はつくが、そのへんの分析も込めて、またガンガン釣りたい。

<井上海生/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
大阪湾奥
The post 陸っぱりルアーシーバス釣行で本命バラシもキビレ2枚をキャッチ【大阪湾】 first appeared on TSURINEWS.

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

出典: https://tsurinews.jp/261537/
この記事を書いた人 井上海生

SHARE

FAVORITE

こちらの記事もおすすめ

陸っぱりアジング釣行で本命15尾【大阪湾奥エリア】 サイズは20cm以下が中心
アウトドア

陸っぱりアジング釣行で本命15尾【大阪湾奥エリア】 サイズは20cm以下が中心

TSURINEWS 2023.1.11

TSURINEWS 2023.1.11

TSURINEWS 2023.1.11

陸っぱりメバリングでメバル2尾と苦戦【大阪湾】 急激な水温低下で冬の海に
アウトドア

陸っぱりメバリングでメバル2尾と苦戦【大阪湾】 急激な水温低下で冬の海に

TSURINEWS 2022.12.26

TSURINEWS 2022.12.26

TSURINEWS 2022.12.26

大阪湾奥メバリング釣行で46cm頭に良型チヌ2連発 メバルは小型2尾のみ
アウトドア

大阪湾奥メバリング釣行で46cm頭に良型チヌ2連発 メバルは小型2尾のみ

TSURINEWS 2023.5.3

TSURINEWS 2023.5.3

TSURINEWS 2023.5.3

中海シーバスゲームで64cm頭に複数安打【トウゴロウイワシパターン攻略法とは?】
アウトドア

中海シーバスゲームで64cm頭に複数安打【トウゴロウイワシパターン攻略法とは?】

TSURINEWS 2023.6.7

TSURINEWS 2023.6.7

TSURINEWS 2023.6.7

陸っぱりメバリング釣行でメバルが入れ食い【大阪湾】25~28cmを15尾キャッチ
アウトドア

陸っぱりメバリング釣行でメバルが入れ食い【大阪湾】25~28cmを15尾キャッチ

TSURINEWS 2023.6.15

TSURINEWS 2023.6.15

TSURINEWS 2023.6.15

陸っぱりルアーシーバス釣行で65cm本命【博多湾】ゲストにはキビレも
アウトドア

陸っぱりルアーシーバス釣行で65cm本命【博多湾】ゲストにはキビレも

TSURINEWS 2023.7.31

TSURINEWS 2023.7.31

TSURINEWS 2023.7.31

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT