2024.2.6

コンパクトかつスマートに、さらに可変する光の演出【用品選びの傾向と対策=2024=新☆三種の神器】ライティング編

明るさはもちろんのこと、照明の室や雰囲気も重視

 車室内用のライティングといえば、これまで“明るさ”が最重要視されてきたが、最近では“質”や“雰囲気”も注目すべきポイントとなっている。実用的かつギミックを満載した、今時のライティング・3アイテムを紹介しよう。

LEDの特性を活かして色や明るさが自在にコントロール!

 照明の主流が白熱球や蛍光灯からLEDへと移り変わってもう久しいが、LEDライティングアイテムに求められる機能や性能も、時代と共に大きく変化している。たとえばルームランプを例にとれば、これまで明るさが最重要視されてきたのが、好みや車内の雰囲気に合わせた発光色を重視するようになってきたのだ。PIAAのウエルカムアクション搭載のLEDランプは、キーロックを解除するとルームライトがブルーに点灯。そして5秒後には蒼白光に変化する“ウェルカムアクション”機能を搭載。取り付けは従来のルームランプと交換するだけで、面倒な配線作業や別体ユニットの取り付けなどは一切なし。また、極性フリーのため、プラスマイナスどちらに差し込んでも点灯する。明るさも120ルーメン(蒼白光/T10×31)と実用性も十分で、普通のルームランプが高級車レベルのウェルカムライトに変身するのだ。


PIAA『ルーム用LEDバルブ(ウェルカムブルー機能付き) LER121/122/123/124(実勢価格:各2990円前後/税込)』。キーロックを解除するとブルーに点灯し、その約5秒後には蒼白光に色が切り替わる“ウェルカムアクション”機能内蔵のLEDルームランプ。バルブタイプはT10(2個入り)とT10×31の2タイプ。発光色はブルーLED+10000K、ブルーLED+6600Kの計4モデル。


超コンパクトなUSBイルミネーションで車内を華麗に演出

 また、車室内用のイルミネーションとして最近注目を集めているのが、超コンパクトなEXEAの『ミニUSBライト』シリーズである。未使用のUSB電源に差し込むだけで、暗い場所を照らしてくれる便利アイテムなのだ。消費電力はごくわずかなのでバッテリーへの負担も少なく、ボタンやタッチセンサーによりオンオフや照射方向、発光色の切り替え、調光が可能。車内の雰囲気に合わせたセッティングができるのだ。また、従来のUSB-Aタイプに加えて、USB-Cタイプも新たに登場。クルマの装備に合わせてセレクトできる。左右および下の3方向にLEDを搭載した『EXEA ミニUSBライト EL-176』と、約180度本体をスイングできる首振り機構を採用した『EXEA スイングUSBライト EL-177』、装着時に出っ張りの少ないL字型の『EXEA L型USBライト EL-178』の、計3モデルをラインアップしている。


EXEA『ミニUSBライト EL-176(実勢価格:1188円前後/税込)』



EXEA『スイングUSBライト EL-177(実勢価格:1518円前後/税込)』



EXEA『L型USBライト EL-178(実勢価格:1408円前後/税込)』


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重くてかさばる三角停止板とはおさらば! 道交法に適合したLED停止表示灯

 そしてもうひとつ、ぜひ導入を検討してもらいたいのが、手のひらサイズのコンパクトなLED停止表示灯である。高速道路上でクルマが故障した際、設置が義務づけられている停止表示器材。これまでは、三角停止表示板や大型の停止表示灯しか認められていなかったが、道交法規則の改正により、基準に適合したLED停止表示灯も認められるようになった。これで重くてかさばり、収納スペースに悩んでいた三角表示板ともおさらばできるのだ。『Amon パープルセーバー 6910』は紫色の大型LED3個を装備し、単4型乾電池4本で点灯。本体サイズは幅33×奥行64.5×高さ123mmと非常にコンパクト。『EMERSON マルチLED停止表示灯 EM-369』は停止用の紫点滅のほか、作業灯としても使用できる白色LEDも搭載している。

 いずれもLEDの特性を活かしたライティングアイテムで、車内の快適性と機能性をより高めてくれる三種の神器なのだ。


amon『パープルセーバー 6910(実勢価格:3000円前後/税込)』



EMERSON『マルチLED停止表示灯 EM-369(実勢価格:3300円前後/税込)』 


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この記事を書いた人 カーグッズマガジン編集部

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