特許に抵触しない形で固定できる独自の方法を開発
撥水ワイパーは、使用しているとフロントウインドウに撥水被膜が形成されるようになっているアイテムで、幅広い車種に適合する製品が販売されている。ただ、純正品では撥水タイプのものが用意されていない車種が多いので、基本的にはアフターマーケットのものを購入することになる。
しかし、困ったことが起こった。従来のクルマのワイパーブレードは、だいたい似たような方式でワイパーアームに装着されていたのでよかったのだが、最近のメルセデス・ベンツCクラスやアウディA3、BMW1、2シリーズなど、現行ドイツ車の一部は、これまでになかった特殊な方法でワイパーアームにワイパーブレードを装着している。しかもそれが特許となっているため、アフター品の発売が困難で、オーナーは純正の(撥水でない)ワイパーを選ぶしかなかった。
しかしベロフが特許に抵触しない独自の方法で、それらの車種に装着できるワイパーブレードを開発した。これによって、前述のドイツ車にも撥水ワイパーが装着できるようになったのだ。
いずれも国内製シリコンゴムに練り込まれた撥水成分が徐々に染み出して、ウインドウに撥水被膜を形成する。エアロフォルムなので、走行風でウインドウにしっかり密着し、高い払拭性能を発揮してくれる。
雨用と雪用があるので、季節や使用環境に合わせて最適なものを選ぶことができる。

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